株式会社三栄が主催するレースクイーンのファン投票イベント「日本レースクイーン大賞」。その本年度の新人部門の表彰式が4日に行われ、新人部門メダリスト5名と、最もファンからの支持を集めたグランプリが発表された。

　ファン投票で人気No.1レースクイーンを決定するイベント「日本レースクイーン大賞」は2010年にスタートし、2021年で12回目の開催を迎えた。数ある部門賞のなかで、毎シーズン5、6月に発表されるのが、国内トップレースカテゴリー「SUPER GT」に初登場したレースクイーンが対象の「日本レースクイーン大賞新人部門」だ。

　2021年は40名のルーキーレースクイーンが新人部門にエントリー。6月4日からファーストステージの投票がスタート。ギャルズ・パラダイス公式サイトと日本レースクイーン大賞公式サイトのWEB投票、そして「ギャルズ・パラダイス2021レースクイーンデビュー編」に付属された投票券での郵送投票が行われ、投票ポイント上位10名がファイナルステージに進出。

　ファイナルステージはギャルズ・パラダイス公式サイトと日本レースクイーン大賞公式サイトのWEB投票により6月22日〜6月30日まで実施。投票ポイント上位の、川瀬もえ、小柳あずき、長坂有紗、名取くるみ、広瀬晏夕ら5名が、日本レースクイーン大賞2021新人部門メダリストとして、4日の表彰式に登場した。新人部門メダリストのトロフィーを受け取った5人は、それぞれ一人ずつ喜びのコメントを発表した。

　ステージでは特別賞も発表された。実行委員会特別賞は川瀬もえと長坂有紗が受賞。自動車ニュースメディア「clicccar.com」が選ぶ「クリッカー新人賞」は、Yogibo Racing Girlsの東海林里咲に決定。東京中日スポーツ親善大使の権利が贈られる「東京中日スポーツ新人賞」は広瀬晏夕がそれぞれ受賞した。

　そして表彰式の最後には「日本レースクイーン大賞2021新人部門グランプリ」に川瀬もえが輝いたことが発表された。2020新人部門グランプリの「あのん」からトロフィーを受け取った川瀬は「新人部門グランプリをいただけて、すごく嬉しいです。今日まで1ヵ月間、新人賞を目指すにあたって苦しいこともあったし、悲しいことも、楽しいことも、嬉しいこともありました。その全部の時間が私をレースクイーンにしてくれたと思います」と喜びを表現。

　そして「応援してくださったみなさんと今まで作ってきたストーリーは、本当に私の中の宝物で、かけがえのない時間です。こうして新人部門グランプリに選んでいただけたのは、全力で私よりも私のことを考えて、毎日私を思って投票してくださったみなさんがいるからです。このトロフィーはみなさんと掴んだNo.1のトロフィーだと、今こうしていただいて私が一番感じることができています」とファンに感謝。

　「正直、グランプリを獲れるかすごく不安で、泣いた日もあったし、不安そうにしている私に応援してくださっているみなさんが『もえちゃんは安心していて大丈夫だよ』と声をかけてくださって、こうして今ここに立てて嬉しいです」と苦しい戦いだったことを吐露。そして「こういう状況で、まだサーキットにはあまり行けていませんが、これからみなさんとサーキットでお会いできることを楽しみにしています」と期待を込めて語る。

　最後に「私を応援してくださったみなさん、そしてパシフィックのみなさん、そして今回新人賞を一緒に戦ってくださったみなさん、陰ながら応援してくださったゼロイチファミリアのみなさん、本当にみなさんのおかげでこの賞を獲ることができました。ありがとうございました！」と改めて関係各社に感謝述べた。

　なお今後日本レースクイーン大賞は、9月にレースクイーンコスチュームの人気投票「日本レースクイーン大賞2021コスチューム部門」を実施予定だ。