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2021/05/18 06:01
『第69回ミス・ユニバース世界大会』に挑んだ日本代表・杤木愛シャ暖望「十人十色の素晴らしさを実感」
「2020ミス・ユニバース(R)ジャパン ファイナル」グランプリの杤木愛シャ暖望(とちぎ あいしゃ はるみ)が出場した「第69回 ミス・ユニバース世界大会(The 69th Miss Universe)」がアメリカにて5月16日(現地時間)に行われ、メキシコ代表のAndrea Mezaが優勝。大会を終えた杤木からコメントが到着した。
「NATIONAL COSTUME SHOW」で杤木は日本らしく空手の道着で登場。事前のインタビュー審査、予選(Preliminary Competition)の水着やイブニングガウン審査などを経て、世界大会本戦ではTOP21の予選通過者が発表されたたが、惜しくも杤木は残ることができず「TOP21に入れなかったことはとても悔しい」としつつも、共に競い合った各国の代表メンバーを讃え、「一つのチームとして切磋琢磨しお互いを支え合いながらここまで来れたことを本当に誇りに思います」と語っている。
今後については、「カテゴリー分けのない誰もが心地よく過ごせる社会を実現する為に、引き続き活動を続けます」と意気込みを語った。
■「第69回 ミス・ユニバース世界大会」日本代表・杤木愛シャ暖望コメント
ここまで皆様の支えがあったからこそ、無事に大会を終えることができました。
TOP21に入れなかったことはとても悔しいです。しかし、常に緊張と戦ってきた中で、終わったことに安堵の気持ちと共に、明日、各国の代表と別れる寂しさがあります。
彼女らは良きライバルでもあり同じ目標をもった仲間だからです。一つのチームとして切磋琢磨しお互いを支え合いながらここまで来れたことを本当に誇りに思います。
彼女達と触れ合ったことで世の中の異なる美しさ、また十人十色ということがどれだけ素晴らしいことなのかと改めて実感することができました。
目標は世界大会前と変わらず、JASPORAという団体と引き続き交流を深め、カテゴリー分けのない誰もが心地よく過ごせる社会を実現する為に、引き続き活動を続けます。
今後とも応援のほど宜しくお願い致します。
<2020ミス・ユニバース日本代表>杤木愛シャ暖望/Aisha Harumi Tochigi>
生年月日:1996年1月4日生
出身地:東京都出身出身校:獨協大学卒業
職業:会社員語学:日本語、英語
ガーナ人の父と日本人の母のもと日本で生まれる。10歳から17歳までガーナで過ごした。日本とガーナでの生活から、家族をはじめ多様な文化を持つ人々に囲まれ、多様性を理解することのすばらしさを教わった。その中で家族や友人に対し、そして世界で繰り返される差別を目の当たりにしたことをきっかけに、多様性を受け入れ、理解をすることのできる平等な社会を実現したく、2019年度ミス・ユニバース日本大会に応募、Top5の成績をおさめた。
自身のメッセージや経験をより多くの人に伝えたいという思いがあり、2020年度ミス・ユニバース日本大会に再チャレンジ。見事、2020ミス・ユニバース日本代表の栄冠に輝く。今後はミス・ユニバース・ジャパンというプラットフォームを使い、より多くの人々に外見で判断しない事、多様性を受け入れる理解力の大切さを伝えながら、2020ミス・ユニバース世界代表を目指す。