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2021/03/21 21:08
笹野高史・前原滉・田牧そらが出演 第4回 ひかりTVアワード受賞監督のショートフィルム『My House』配信
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)は、2019年の映画祭で第4回ひかりTVアワードを受賞した榊原有佑(さかきばら・ゆうすけ)監督によるショートフィルム『My House』がdTVチャンネル(ひかりTVチャンネル+)でオンデマンド配信されている。
ひかりTVアワードはSSFF&ASIAのジャパン部門ノミネート監督の中で、最も4Kの魅力を伝える事ができる監督へ贈られる賞。受賞監督には、4KHDRでオリジナルショートフィルムを制作する権利が付与される。2018年は倉田健次監督作品が受賞し、2019年にショートフィルム『さよならドロシー 〜一人ぽっちの魔法使い〜』を発表している。
今回配信される『My Home』は『武士の一分』や『男はつらいよ』の笹野高史が主演。田牧そら、正垣湊都演じる子どもたちと人里離れた山の古民家に慎ましく生活しているところへ、見慣れない男(前原滉)がやってくることでドラマが展開。作品は、今年で10年となる東日本大震災をはじめとした被災地、そこで暮らしてきた人々やその生活について、意外な視点から語りかける。
榊原監督は自身の制作作品公開にあたり「本作は1人の老人と2人の子供達を独特で不思議な世界観で描いており、ストーリーが進むにつれて彼らの元に不穏な存在が現れていきます。物語の終盤で、この世界の謎が解かれる時、私たちが映画に込めたメッセージが伝わることを願っています。本作は4KHDRの特徴である豊かな色彩を活かした画作りも見所です。色彩・輝度の変化にも注目して楽しんでいただければ幸いです」とコメントしている。