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2021/03/17 11:51
秋元才加、親友との同性婚に悩む女性を演じる オンライン演劇『スーパーフラットライフ』上演
女優・秋元才加が「日本の新たな結婚観」をテーマに、親友との同性婚に悩む女性を演じるオンライン演劇『スーパーフラットライフ』が、2021年4月3日・4日20時(全2回公演)「LINE LIVE-VIEWING」において独占生配信される。
オンライン演劇『スーパーフラットライフ』は「親友と同性婚ができるようになったら?」をテーマに、常識にとらわれない多様な結婚観を描く物語。主人公が住むシェアハウスを舞台に無数のカメラを設置した多視点カメラによる演出や、視聴者のコメント内容で役者のセリフが変わるなど、リアルとフィクションを行き来する観客参加型のイマーシブな演出など、オンライン演劇の新たな演出手法に挑戦する。
秋元は上映に向けて「『結婚観』というテーマは個人的にすごく興味のある話題でしたし、結婚制度やセクシャリティについて深く切り込んだ作品に関わるのが初めてだったので、すごくやりがいを感じました。“オンライン演劇”という新しい試みにもワクワクしているので、 ぜひLINE LIVE-VIEWINGでご覧いただけると嬉しいです」と意気込みを語っている。
秋元は昨年夏、映画『山猫は眠らない』第8弾でハリウッドデビューを果たすなど俳優として活躍の幅を広げる一方、LGBTQのイベントへ参加したり、ジェンダー問題についてSNSで積極的に発信するなど、社会課題にも強い関心を持つ。数々の舞台を経験してきた秋元の初のオンライン演劇出演となる。
共演には、TBS系ドラマ『中学聖日記』で“ジェンダーレス女子”と注目を集め、最近は男性雑誌の表紙を飾ったことでも話題のモデル・俳優の中山咲月、『るろうに剣心』など数々の映画・ドラマ・舞台で活躍する女優・平田薫、コントの女装で美に目覚め、YouTubeチャンネルでのメイク動画が若者を中心に絶大な人気を集めるお笑い芸人の池田直人(レインボー)など、実力はもちろん、セクシャリティやジェンダーにフラットな価値観を発信する俳優陣が集結。脚本は、NHKドラマ『これは経費で落ちません!』やTBSドラマ『下町ロケット』の脚本協力を手掛けた藤平久子が務める。
各回の上演後にはトークライブを実施。初日は池田直人、翌日は秋元才加が登場し、結婚観・ジェンダー・セクシャリティなどをテーマにコメント機能を使いながら視聴者と語りあう。また特設サイトでは多様な結婚スタイルを実践する方々のインタビューや識者が語るこれからの結婚観など、本演劇をきっかけにテーマの理解を深めるための記事を継続的に配信していく。
■秋元才加コメント
『スーパーフラットライフ』で描かれる『結婚観』というテーマは個人的にすごく興味のある話題でしたし、結婚制度やセクシャリティについて深く切り込んだ作品に関わるのが初めてだったので、すごくやりがいを感じました。私の演じる棚橋エリは、常識だったり、世間体の枠に自らをハメこんでいる女性で、劇中にはそういった皆さんにも共感してもらえるポイントがたくさんちりばめられています。この作品が、結婚についてや、性別関係なく、みんながより良く幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいいなと思います。“オンライン演劇”という新しい試みにもワクワクしているので、 ぜひLINE LIVE-VIEWINGでご覧いただけると嬉しいです。
■あらすじ
5年付き合った彼氏に突然の別れを告げられた、まもなく30歳を迎える棚橋エリ(秋元才加)が、コロナ禍でアクセスしたオンライン結婚相談所「スーパーフラットライフ」。性別不詳の支配人、川口アキラ(中山咲月)はエリに次々に理想の結婚相手を紹介してくれるが、その相手というのがちょっと異質。同性婚を望む超合理主義者の女、レズビアンに、別居婚や契約結婚などなど、従来の結婚観を根底から覆す人たちばかり。親友との同居生活、実はゲイだった彼との恋愛生活、悩んだ末エリの出した結論は。