ニュース
2021/03/10 16:16
長澤まさみの息子役で鮮烈デビューを飾った17歳の奥平大兼、日本映画批評家大賞・新人男優賞を受賞
昨年公開された映画『MOTHER マザー』で、主演・長澤まさみが演じる秋子の息子役としてスクリーンデビューを飾った17歳の俳優・奥平大兼が、第30回日本映画批評家大賞 新人男優賞(南俊子賞)を受賞。10日、同映画賞の公式サイトで発表された。
2003年9月20日生まれ、東京都出身の奥平は、初めて挑んだオーディションで大役を射止め、『MOTHER マザー』でスクリーンデビュー。長澤演じるシングルマザー・秋子の歪んだ愛情しか知らずに育った「周平」という少年の過酷な青春を生き、難役を見事につとめ上げた。同映画の演技が評価され、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞と様々な映画賞を受賞している。
今回の受賞について奥平は、「これまで頂いた賞と同じように僕がこんな賞を頂いていいのか、という気持ちはありますが、このように映画批評家の方々に評価して頂ける事はすごく嬉しいですし、今後の役者活動の糧なりました」と明かし、「そして今回、演技経験のない僕を選んでくださり、僕に演技のことを教えてくださった監督・キャスト・スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。他の作品でも来年、再来年とまた違う賞を受賞出来るように頑張ります」と決意を新たにした。