犬童美乃梨、橋本梨菜、青山ひかる、河路由希子、清瀬汐希ら個々でも人気のアイドルが集結して結成されたグループ「sherbet」。グラビア誌やイメージビデオで魅せる一方、本格的なダンスと歌のライブを展開。DJ・VJとしてクラブシーンを盛り上げ、さらにユーチューバーとしてもチャンネル登録者増加中。それぞれ個性を活かしてバラエティや演技でも活躍するマルチユニットだ。今回sherbetのファミリーとして新アイドルユニット「sherbetNEO」が誕生、メンバーを募集している。募集にあたり、sherbetメンバーで、“なにわのブラックダイヤモンド”として人気を博し、昨年映画の主演も務めた橋本梨菜にインタビュー。この1年のsherbetの成長、そして新ユニットオーディションへの期待を聞いた。

■sherbet／橋本梨菜インタビュー

――2020年の3月、予定されていた全国ツアーがコロナで中止になり、結果としてどこよりも先駆けて無観客ライブを行うグループとなりました。この1年間のsherbetの活動を振り返って、いかがですか？

橋本梨菜「去年の1月末、こんな風にコロナが広がる寸前に、みんなでグアムロケでシングル『over drive』のMVを撮影して。3月から全国ツアーをやろうっていうアクセル全開の状態の時にコロナになってしまったので、より一層ショックは大きかったですね。集大成のライブでそこから新しいスタートを切るつもりだったので。この1年ですごくたくさんのアイドルさんが解散や活動休止になったんですけど、私たちはすぐにオンラインでライブができるように事務所が対応してくれて。幸いカメラも元々たくさんあって、パソコンに強い方もいて、ライブハウスがあってというのは、他のアイドルさんにはない強みだったのかなと思います」

――メンバー全員の発信力も一役買っていたと思います。

橋本「みんなグラビアをやっているので、東京だけではなく全国にSNSでつながっているファンの方がたくさんいるんです。そういう方々が東京まで足を運ばなくてもライブを見られる環境ができて、客層が少し変わってきましたね。なんだったらプロデューサー曰く、コロナ禍のなかで売り上げは上がっていたという話で。困難があっても簡単には折れないという、そういう強いグループだなって思っています」

――様々な新しい事にも挑戦してきて、新しい可能性が拓けてきたのではないですか。

橋本「最近、中国向けのSNSでオフィシャルアカウントを作って、オンライン撮影会を開催したら2日で2万人を超えたりして、今や世界からリアクションを受けている感じです。本当は全国ツアーの後でアジアツアーをやってみたいと思っていましたし、元々海外が好きなので、そういう方向にsherbetを持って行けたらなと思っているんです。どこで人気に火が点くか分からないので、今は世界に向けての下準備の期間かなと思っています」

――橋本さんは昨年主演映画も公開されました。

橋本「もっと大々的に公開したかったんですけど、そういう意味でもタイミングが悪かったなって（苦笑）。でもsherbetのメンバーで、歌って踊れて演技もできて、スポーツ出来て、DJ・VJできて…ってなったら完璧なんじゃないかなって思うので、自分たちが強い部分をしっかり磨いて強化していきたいです」

――sherbetのファミリーとしてsherbetNeoの募集が始まります、率直な感想とメンバー募集への期待をお願いします。

橋本「『私、怖くないです』って書いといてください（笑）。私もそうなんですけど、メンバーは怖く見られると思うんですよね…。その上芸歴もあるとなると怖がられることも多いので、実は、というか全然怖くないです！って書いといてください（笑）」

犬童「めちゃくちゃ優しいですよ（笑）」

橋本「あと、sherbetは歌唱力がちょっと足りてないなって思うんです。5年半、ずば抜けて歌が上手いということが一度も無くて。ダンスが強いメンバーでスタートしていてライブのダンスも激しいので、ダンスの練習はしっかりやるんですけど。あとはセンスや素質もあると思いますし。だから歌が上手い子がきたら、NEOじゃなくてsherbetに入ってほしいぐらいに思っています（笑）。そして、別に絶対巨乳とかいうのではないですし、入ったら雑誌の撮り下ろしや、海外でのMV撮影とか、入った時点ですべてが準備されているので、ゼロからのスタートじゃないと思うと、すごくラッキーなオーディション。応募するだけで、練習してステージに立つだけという、こんな恵まれた環境はないのかなって思うので、たくさんの方に応募してきてほしいです」

――それでは2021年の活動への意気込みをお願いします。

橋本「東京から全国に、そして世界にと、どんどんsherbetをたくさんの人に知ってもらえるように、今年はワールドワイドに頑張って活動したいなって思っています。そのためにも、個人ではSNSやグラビアも頑張って続けて、5人でのパフォーマンス力もしっかり上げられるように頑張っていきたいと思います」