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2021/02/21 09:01

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つばきファクトリー 新沼希空×Juice=Juice 段原瑠々、新メンバーオーディションへの期待「新しい風が吹きそうでワクワクしています」

Juice=Juiceの段原瑠々(左)、つばきファクトリーの新沼希空(右)が新メンバー募集について語る(C)Deview
Juice=Juiceの段原瑠々(左)、つばきファクトリーの新沼希空(右)が新メンバー募集について語る(C)Deview

 ハロー!プロジェクトに所属するユニット「Juice=Juice」と「つばきファクトリー」が合同で新メンバーオーディションを開催。現在オーディション参加者の募集を行っている(応募締め切りは3月1日10時まで)。両グループにとっては初のメンバーオーディションの開催であり、2グループ合同という形式もハロプロとしては初の試みとなる。今回、この募集について、つばきファクトリーの新沼希空とJuice=Juiceの段原瑠々にインタビュー、新メンバーオーディションへの期待、自身のオーディション体験、グループのカラーについて話を聞き、オーディション応募者へのエールをもらった。

【インタビュー】つばきファクトリー・新沼希空/Juice=Juice・段原瑠々インタビュー

――まず最初に、新メンバーオーディションが開かれると聞いた感想は?

【Juice=Juice・段原瑠々】(以下段原)「Juice=Juiceは追加メンバーが入ることは何度かあって、私も追加メンバーとして加入したんですが、今回は、研修生期間を経たり、違うグループを経験してというのではなく、初めての一般募集というのを聞いて驚きました。一般の子がJuice=Juiceに初めてポンッて入って来る形は新しいと思いますし、全然想像もできなくて、新しい風が吹きそうですし、楽しみでワクワクしている感じです」

【つばきファクトリー・新沼希空】(以下新沼)「“ついに来たか”というのが最初の感想です。今つばきファクトリーは最年少が高校3年生の18歳なんですが、もし12歳の子が入ってきたら、一番上と一回り違うので…どうなるんだろう?っていう気がしています(笑)。今年はメンバー同士で“新しい刺激が欲しいね”と話していたので、新しい子が入ることで勢いがついて、メンバーの発奮材料にもなるので、本当に率直に楽しみな気持ちでいっぱいです!」

――グループとして、そして個人として、どんな子に入って来てほしいと思いますか?

【段原】「今、Juice=Juiceの最年少は中学3年生なんですけど」

【新沼】「若っ!!」

【段原】「今、中学3年生の子でも“子供だなぁ、若いなぁ、元気だなぁ”って思う部分がいっぱいあるんですが、今回それより若い12歳の子が入って来る可能性もあるので(笑)。そんなに若い子が入って来たら、ジェネレーションギャップを超えて、かき乱してくれるんじゃないかなって期待しています。Juice=Juiceは歌が好き、ライブが好きなメンバーばかりで、みんなで歌っている時間が好きなので、歌が大好きな子、歌にちょっと自信あるよっていう子に入ってほしいです」

――段原さんもJuice=Juiceのなかではかなり先輩になってきましたね。

【段原】「Juice=Juiceの初めての追加メンバーとして加入して、在籍も長くなってきたと思うんですが。その後もスゴイ子たちが入って来ているので、刺激になりますし、毎回新メンバーから学ぶことがたくさんあります。それこそ今回は一般から入って来てくれるので、今までに無いような新しい学びがあるんじゃないかなって思っています」

【新沼】「つばきファクトリーは、ハロプロのなかでも、女の子らしい可愛さや、清楚といったイメージを持たれている方が多いと思うんですが、そういうイメージも大切にしつつ、もっといろんな色を出してくれるような子に入って来てほしいです。センターがカッチリ決まっているわけではなく、誰が真ん中に来てもいいように皆で頑張ろうっていつも話しているんですが、私的には“ザ・エース”みたいな子が入って来てくれたら、もっと頑張ろうという気持ちになるし、話題にもなっていいなって思ってます」

――個人的な希望はありますか?

【新沼】「私、すごくちっちゃい子が好きで。ちっちゃい子といっても幼稚園児とか(笑)。だから12歳の子が入ってきたら、ホントに可愛いと思うんです! どんな子が入って来てもウエルカムで可愛がると思うんですけど、ちっちゃーい子が入って来てくれたら、たまらないなぁ、ヨシヨシしたいです(笑)」

――奇しくも同じ『モーニング娘。12期メンバー「未来少女」オーディション』に参加して、研修生としてハロプロに入ったお二人ですが、オーディションに応募したきっかけ、そして想い出を教えていただけますか?

【段原】「小学校1年の時に、アクターズスクール広島というアーティスト養成スクールに入って、そこで6年間歌とダンスを習っていたんです。小学4年になったころにモーニング娘。さんのコンサートを観に行ったら、皆さんのキラキラ感と華やかさがすっごく素敵で、この中に入りたいっていう気持ちが強くなりました。オーディションを受けたのは小学校6年生の時で、最終合宿審査まで行けたことは驚きだったんですが、そこに集まっていたのが本当にアイドルのたまごみたいな、キラキラしている子たちばかりで。負けられない!絶対に受かってやる!って思いで頑張っているうちに、7人がすごく仲良くなってしまって。ライバルなんですけど、同じ夢に向かって集まった女の子達と一緒に過ごすのが初めての経験で、すごく楽しかったなぁっていうのがオーディションの想い出です。今回も、本当に歌が大好き、ダンスが大好きっていう気持ちで来る子たちばかりだと思うので、オーディションも楽しみながら頑張ってもらいたいなって思います」

――オーディションのなかで成長できたことはありましたか?

【段原】「私、極度の恥ずかしがり屋で、なかなか自分から行けないんですけど、オーディションとなると行くしかない状況なので。みんなすごいし、頑張らないとっていう気持ちで、燃えながら、自分と闘いながら、受かりたい一心で頑張りました」

――新沼さんはいかがですか?

【新沼】「私は4、5歳のときに松浦亜弥さんと藤本美貴さんが大好きで、たくさん歌番組に出ていらっしゃっていたのを観ながら、お家で歌ったりしていました。髪型も美容院で“ミキティにしてください”って言ってボブにしてもらって…」

【段原】「かわいい…(笑)」

【新沼】「その後小学校に上がってもモーニング娘。さんが大好きで、アイドルになりたいというより、普通にファンをやっていたんです。オーディションに応募できる年齢になったときに、たまたま募集のポスターを見かけて、なりたいというより興味本位で応募したら、本当に奇跡的に最終合宿まで行くことができたんです。その時はまだ、ここまで来たからには頑張らなきゃ、どうせなら受かりたいという気持ちでがむしゃらに頑張っているだけで。最終合宿に残った7人で一緒に練習をするなかで、本当に歌が上手な子、ダンスが上手な子など、いろんな子を見て、すごいなぁってたくさん刺激を受けました。そのオーディションは“該当者なし”でしたが、“研修生をやってみる?”と言われた時、私はモーニング娘。さんへの憧れで応募して、アイドルになりたい気持ちは薄かったので正直迷いましたけど、みんなで頑張ったし、どうせならみんなでデビューしたいという気持ちが強かったので、アイドルとして頑張ろうという気持ちが芽生えて、ハロー!プロジェクトの研修生になったんです」

――当時はお互いのことをどのように思っていましたか?

【段原】「研修生に加入してすぐのころ、先輩グループや、ハロー!プロジェクト全体のコンサートに、二人で選んでもらって帯同させていただくことが多かったんです。何も分からないところに放り込まれたような感覚で、探り探りだったんですけど、同期がいることがすごく心強かったです。ライバルでバチバチというのではなくて、心強い仲間でしたね」

【新沼】「私たちが入った時のハロプロ研修生は本当にすごいメンバーばかりで。そのなかに加入したばかりの私とるるちゃんがハロコンの帯同とか……私は特に未経験だったので、なんで私が選ばれたんだろうっていう気持ちのほうが大きかったです。その分何倍も練習して頑張らないといけなかったんですが、るるちゃんは分からないこともたくさん教えてくれたし、稽古で私が出来なくて怒られたりした時もたくさん励ましてくれて。るるちゃんが言った通り、ライバルと言うより、頼れる同期。年下なんですけど、あの時は心強かったなっていう記憶があります」

――今回応募した子も、かけがえのない仲間に出会えるといいですね。お二人がオーディションに一歩踏み出し、この世界に入って良かったと思うことは?

【段原】「私はさっき言ったようにすごく恥ずかしがり屋で、誕生日を祝ってもらうのに人から注目されるのさえ嫌な子だったんです。それを見かねたお母さんが勝手にアクターズスクールに入学させたことで、歌とダンスに出会って、気付いたら大好きになっていました。今も注目されることは苦手なままで、MCでも途中で言葉に詰まったりするんですけど、歌って踊っている時間だけは、楽しい気持ちが勝つし、自分を好きに表現できる、本当に大切で特別なものなんです。それを披露できるJuice=Juiceは、私にとっては一番と言ってもいいほど大切な場所。今回応募するのがちょっと恥ずかしいという子もいると思うんですけど、やってみたら本当に楽しいと思うし、自分にとって唯一のものに出会えると思うんです」

【新沼】「私は歌もダンスも、上手い下手よりどれだけ練習したことを出せるかが大事だと思って、研修生のときからやってきました。だから応募する前に上手く出来ないからという不安はいらないって思います。頑張った分だけ結果は出るし、つばきに入ってくれた場合も、私たちや先生たちには伝わると思う。私は、周りに一緒に頑張ってくれる仲間や支えてくれる人たちがたくさんいたから、くじけそうなときも、もうちょっと頑張ってみようって気持ちになれました。どのグループもみんなで支え合って一つの歌やダンスを作り上げているので、“一人じゃない”っていうことを、ハロー!プロジェクトに入って感じることができるんです」

――今回2グループ合同のオーディションですが、二人がお互いのグループをどう見ているかお聞きしたいんですが?

【段原】「楽曲やユニゾンの声質は、ハロー!プロジェクトの中では唯一無二で光っているなと思っています。つばきファクトリーにしか出せない楽曲の色、声色があって、その雰囲気のままいろんな曲を観たい。だから今回の募集でも、女の子らしい子とか、声が可愛らしい子とか、つばきファクトリーの雰囲気に似合う子に入ってほしいなあって思います」

【新沼】「Juice=Juiceは全員が歌もダンスも完璧だよねって、つばきの皆ともよく話すんです。今コロナ禍で、ハロー!プロジェクトのコンサートは小人数で回っているんですが、そのなかでもJuice=Juiceが全員ではなくても完成されていて、なんであんなにカッコいいんだって思う。本当に個々の力がすごいので、Juice=Juiceのメンバーみたいに歌の上手い子が入ってくれたらいいなって思うぐらい、憧れというか、羨ましさを感じてます」

――最後にこれから応募を考えている人にメッセージをお願いします。

【段原】「オーディションに応募するのは勇気がいると思うんですが、加入してくれたら全力でサポートします。一歩を踏み出せない気持ちもとても分かるんですけど、ちょっとでも入りたいという気持ちや、歌やダンスが好きな気持ちがあれば、誰にでも挑戦してほしいので、楽しみに待っています!」

【新沼】「私自身も最初はハロプロが好きと言う気持ちだけで応募したんですが、迷うぐらいなら少しの勇気を振り絞って一回は応募してみてほしいなって思うんです。こういう世界に入ると、普段観られない景色が観れたり、普通じゃ経験できないこともたくさん経験できるので、私たちといろんな景色を見たいという人に入ってほしいです。つばきファクトリーは常にわちゃわちゃしていて、楽屋も賑やかで仲もいいので、安心して入って来てくれたら嬉しいです!」

 ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディションは現在応募受付中。応募資格は2021年1月22日時点で小学6年生〜高校2年生の女性。応募締切は2021年3月1日10時(当日消印有効)。

■つばきファクトリー/新沼希空(にいぬま・きそら)
1999年10月20日生まれ、愛知県出身。
『モーニング娘。12期メンバー「未来少女」オーディション』(最終合宿)
ハロー!プロジェクト加入 2015年4月29日(つばきファクトリー結成日)

■Juice=Juice/段原瑠々(だんばら・るる)
2001年5月7日生まれ、広島県出身。
『モーニング娘。12期メンバー「未来少女」オーディション』(最終合宿)
ハロー!プロジェクト加入 2017年6月26日(Juice=Juice加入日)

関連写真

  • Juice=Juiceの段原瑠々(左)、つばきファクトリーの新沼希空(右)が新メンバー募集について語る(C)Deview

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