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2021/01/24 21:19
ハードアクション『ある用務員』公開 芋生悠「次回は絞め技に挑戦したい」
東京テアトル主催の映画祭「未体験ゾーンの映画たち2021」の出展作品となる映画『ある用務員』が23日に先行上映され、主演の福士誠治と芋生悠をはじめ、近藤雄介、伊澤彩織、阪元裕吾監督らが舞台あいさつに登壇した。
感染予防による緊急事態宣言の中、座席を50%以下とされた先行上映だが、チケットは完売。熱いファンを集めたトークショーとなった。全身ヨージ・ヤマモトのスーツの凛々しい姿で登場した主演の福士。「初主演で初のアクション映画の撮影ですが、スタントマン無しで撮影を行い、撮影中は体中が痛かったのが思い出です」とコメント。「こんなに危険なのにスタントマンはいないのかな?と思って撮影をしました(笑)」とハードな撮影を振り返った。
芋生は「昨年から映画に数多く出させていただいて、本作が(自身の)2021年最初の公開作品となります。この作品を盛り上げて今年を良い年に盛り上げていきたいと思います」といい、「自分にはアクションシーンの撮影が無かったですが、次回は挑戦してみたいです。例えば絞め技とか…(笑)」とコメントすると会場はどよめいた。
近藤は「アクションの現場でしたが、実は私はあまりアクションシーンがありませんでした。(監督に)次回に期待しています!」が語る一方、普段は女性スタントウーマンとして多くのアクション映画で活躍している伊澤は殺し屋・シホとして女優デビュー。「初めての女優としての出演でアクションの撮影となりました。(演技の出来については)皆さんでこの後(鑑賞後)、決めて下さい」と呼びかけた。
阪元監督は「その昔、『ダイ・ハード』という作品を観て映画作りを目指しました。自主映画から初めての俳優さんに囲まれた作品です。その感動でいつも撮影本番中、モニターを見ながら感動のあまり思わず声を出してしまい、録音部のスタッフに怒られてました」と充実した撮影を振り返った。
本作は映画祭「未体験ゾーンの映画たち2021」の出展作品として1月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、2月5日(金)よりシネマート新宿、以後全国順次公開。