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2020/12/10 18:01
TBSが10代の女性を対象にドラマ女優を発掘・育成 12月17日から募集開始
TBSが、全国の10代の女性を対象に、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日』」を発足する。芸能事務所の田辺エージェンシー、坂道グループのプロデューサーで作詞家の秋元康氏、そして『半沢直樹』『MIU404』『恋はつづくよどこまでも』など同局のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、メンバー選出からデビューまで全面的にサポートしていく。一般公募の受付は12月17日から。
同プロジェクトでは、最終審査を中心に審査過程を追う密着番組を制作。最終審査を勝ち抜いた10〜20人(予定)はプロジェクトメンバーとして活動し、女優になるための幅広い育成カリキュラムに参加する。同局ドラマ制作陣が手掛ける連続ドラマへの出演が予定されており、育成期間中の活動を通して適性を審査し、配役が決定される(挑戦するドラマの第1弾は青春群像劇の予定)。
田辺エージェンシーの田邊昭知・代表取締役社長は「きっと世の中には、才能がありながらまだ誰にも気付かれていない人、自分自身もその才能に気づいていない人がたくさんいるのではないかと思います。『そんな原石に出逢ってみたい』それはマネージメントに携わる人間の誰しもが持つ本能的な衝動であり、普遍的な願いでもあります。また、テレビには、そんな原石がスターへと輝いていくための舞台として、大きなパワーがあると思っています」とスター候補生たちに期待を込める。
秋元氏も「ドラマが絶好調のTBSとマネージメントのトッププロである田辺エージェンシーが一緒にオーディションをやろうと言うのですから、大スターへの道が拓かれたようなものです。今まで、歌手のオーディション番組はいくつもありましたが、俳優のオーディション番組は初めてではないでしょうか?」と大規模プロジェクトに胸を高鳴らせる。
TBSテレビの佐々木卓・代表取締役社長は「目をつぶって思いを巡らせる。『フツーの女の子がフツーに暮らしフツーにドラマを見ている。ふとした拍子にオーディションを受けてみると一夜にしてドラマに出ている側になる。もうフツーじゃない。大スターになっている…。こんな夢のようなお話が実際にあったらどんなに楽しいだろう。お手伝い出来たらどんなにうれしいだろう。』目を開けてみると、田邊昭知さん、秋元康さんとともに、夢のプロジェクトを本当に始めることになりました」とプロジェクトスタートに感慨。「スターを作るプロ中のプロであるお二人とともに、TBSも全力でサポートして夢の懸け橋をつくります。ああ、うれしい。ワクワクする。大勢の皆さんからのご応募を願っています」と参加を呼びかけた。
応募資格は満10歳〜満19歳まで(※応募時点)の女性。オーディションは公式ホームページ【https://www.tbs.co.jp/watajo_tbs/】から専用フォームを使用してのオンライン審査を中心に実施。今月17日から募集を開始し、1月から選考をスタート。3月下旬にはファイナリストを決定し、4月〜6月に最終審査を行いプロジェクトメンバー(10〜あ20名)を決定。
最終審査を通過したプロジェクトメンバーには、「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日』」のメンバーとして、幅広い育成カリキュラムに挑んでもらうほか、一定の期間にわたり女優になるためのレッスンの場を用意。育成カリキュラム終了後、メンバーの中から適性を考慮して、TBS制作ドラマに主演やメインキャストとして出演する機会を提供する。