人気コスプレイヤーのすみれおじさん（紫花菫）が18日、中国武術の祭典「第13回あおぞら武術太極拳まつり」（埼玉県・聖天宮）にて、棍術と棍回しなどの演武を公の場で初披露。愛用の棍による本格的な演武と、可愛らしい中華ロリータドレス姿で会場の注目を集めた。

　キャラクターの動きを再現するために、アクションジム「AAC STUNTS GYM」で、7月から特別講師の岩本淳也（日月堂武術会・会長）から“棍”や“刀”のほか“長拳”（カンフーの一種）などの中国武術の指導を受け、めきめきと実力をつけているすみれおじさん。彼女が黒の中華風ロリータドレスで演武を披露すると、客席からは「かわいい！」「すごい衣装！」などの歓声が沸き起こった。

　すみれおじさんは、この日のためにいくつも衣装を変えて演武に備えてきた。「中国の侠客と、ゲームに出てくるアサシンを合わせたイメージで衣装を選定しました。好みの色に着色した中華風の編み紐を用意してマスクを作ったり、演武の妨げにならない衣装など色々な制限下で試行錯誤するのは、久々にコスプレをしているように感じられて準備しているのも楽しかったです！」と語っている。