橋本梨菜、映画初出演で初主演の『はぐれアイドル地獄変』 原作者・高遠るいと対談「自分以外がこの役をやるのは嫌だという気持ちが勝った」 | ニュース | Deview-デビュー

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2020/09/10 06:01

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橋本梨菜、映画初出演で初主演の『はぐれアイドル地獄変』 原作者・高遠るいと対談「自分以外がこの役をやるのは嫌だという気持ちが勝った」

映画『はぐれアイドル地獄変』で主人公・南風原海空を演じた橋本梨菜(左)と原作者の高遠るい(右)。(C)高遠るい/日本文芸社 (C)セディックドゥ
映画『はぐれアイドル地獄変』で主人公・南風原海空を演じた橋本梨菜(左)と原作者の高遠るい(右)。(C)高遠るい/日本文芸社 (C)セディックドゥ

 漫画家・高遠るいによる人気漫画を“日本一黒いグラビアアイドル・なにわのブラックダイアモンド”こと、橋本梨菜主演で実写映画化した『はぐれアイドル地獄変』。歌手を夢見る18歳・南風原海空が、芸能界を生き抜くために地獄のアイドル道を爆進する姿をセクシーアクション満載で描く。9月12日の劇場公開を記念して、南風原海空役の橋本梨菜と原作者の高遠るいがスペシャル対談を行った。

 自身初の原作映画化に高遠は「アングラな内容の漫画が、まさか映画化されるとは思わず」と驚きを隠せないようだが「橋本さんのことは2年くらい前から知っていましたし、個人的にイメージDVDも買っていました。ダンスをしているときの腹筋も綺麗で、しっかり焼いている肌の色もいい」と南風原海空のビジュアルをトレースしたかのような橋本の抜擢に大賛成。南風原海空には沖縄空手の使い手という設定があるが「トレーニング中の橋本さんの姿を拝見したら、空手の形も本格的でアクションも板についていました。これだけ動けるのであればバッチリだと安心しました」と確信を持ったという。

 映画初出演にして初主演の橋本は「演技も本格的にやったことがないのに映画の主演なんて! しかも原作は電車の中では読めないくらいエッチ!」と困惑するも「私自身、最初は大阪に住みながら東京の事務所に入り、通いで仕事をしていて後に上京しました。歌手になる夢を持って沖縄から上京してきた南風原海空ちゃんとは近いものがあるし、故郷を思う気持ちも自分と重なる。演技もアクションも初挑戦だったけれど、自分以外がこの役をやるのは嫌だという気持ちが勝った」と愛着を持って取り組んだ。

 ハードアクションを体得すべく、撮影の約3ヵ月前からトレーニングを開始。「筋トレ、ボクシングのミット打ち、琉球空手も覚えました。腕相撲で女の子に負けたことがないので、パンチ力は褒められました」と持ち前のガッツでこなしていった。一方で「幼いころからダンスを習っていたので、殺陣がダンスっぽくなるという注意が何度もありました。殺陣を振り付けとして頭に入れてしまう癖が抜けず、苦労しました」と器用ゆえの壁もあった。

 映画前半の見どころは、負けたら即AVという条件で行われる南風原海空VS白ブリーフ男優の百人組手シーン。ドキュメンタリーのような臨場感あふれる長回しのスタイルで撮影されており、パンチやキックもリアリティを追及して実際に当たるか当たらないかのギリギリを攻めた。橋本は「疲れすぎて足がガクガクして、髪の毛を掴まれて立たされる場面では自分の力で立ち上がることができなかった」とハードな撮影を振り返る。

しかも白ブリーフ集団に囲まれてのバトルという異様な状況。「客観的に見るとカオスでシュールな状況ですが、当時は自分のアクションに必死でそこまで気が回りませんでした」と一心不乱だった。それに加えて衣装は超セクシーなビキニというギリギリぶり。Gカップがポロリする瞬間があったのかと思いきや「一日中激しいアクションをしていたのに、胸はとてもいい子でしっかりと収まり粗相もありませんでした。私自身も“凄いな、自分の胸”と思ったくらい」と笑い飛ばす。

 「パンチも本当に当たっているときもあったし、お腹も本気で踏まれています。でも全然痛くない。それだけアドレナリンが出ていたんだと思う」と演じた南風原海空さながらの橋本のタフぶりに、高遠は「そんなにガチだったんですね…」と絶句しながら「橋本さんがいなければこの映画は成立しなかったはず。橋本さんが南風原海空の本家でいいです!」とお墨付きを与えていた。

 ハードアクションもさることながら、女たちのドラマも見所の一つ。高遠は「映画化するにあたり、サブキャラにも個性や背景が補完されて、内面が豊かに見える。序盤はフェイクドキュメンタリー形式で進むけれど、徐々に劇映画っぽくなる。そのジャンルの移り変わりも面白い。前半と後半で別の映画を観ているみたい」と映画ならではの表現を高評価。高遠自身がセリフの言い回しなどニュアンス部分を監修する形で脚色に協力し、それぞれのキャラクターの個性を際立たせたそうだ。

 ドラマ部分も見所という橋本は「後半になると登場人物も沢山増えて、ドラマとしての面白さが増える。エッチなだけかと思いきや、友情や愛など感動的テーマもあります。エッチで笑えて心も温まる作品」とアピール。高遠も「ストーリーが進めば進むほど内容もバイオレンス度合いも加速。原作漫画とは違い、老若男女におススメできるお色気に収まっているところも含めて、素晴らしいバランス感覚で仕上げてもらえました」と納得の映像化になった。

 原作漫画は現在進行形で連載中。それだけに続編製作にも期待がかかる。高遠は「今回の作品がヒットしたらぜひ! 空手経験のあるアイドルの方もいらっしゃるので、パート2では女VS女の闘いを見てみたい。橋本さんには空手の型が抜けないようにときどき練習をしていてほしい」と橋本の続投を希望。原作者直々のラブコールに橋本は「トレーニングを続けなければ!」と当たり役にやる気満々だった。

■『はぐれアイドル地獄変
売れない沖縄出身のグラビアタレント・18歳のアイドル南風原海空(はえばる・みそら)は、長身巨乳で空手の師範を父に持つ空手の達人。露出しまくりの着エロアイドルとしてそれなりの人気を保っていたが、突然事務所からAV出演を命じられる。負ければAV、しかし勝てばカメラの前で一曲歌わせてもらうという条件のもと、「黒帯アイドル百人組手??負けたら百人に輪姦されるッ」の撮影が始まる。バラエティ番組、撮影会などで少しずつ、でも着実にファンを増やしていく成長する姿を見せるが海空だが芸能界はそう一筋縄ではいかず…真っ直ぐすぎる性根と端麗すぎる容姿を狙い、男ども(たまに女)がその毒牙を光らせる。生き馬の目を抜く芸能界で、果たして美空はスターの座を掴めるのか!?

■橋本梨菜 プロフィール
1993年9月13日生まれ。26歳。大阪府枚方市出身。158cm。B:88 W: 58 H: 85。A型。現在、日本一黒い、黒すぎるグラビアアイドル“なにわのブラックダイヤモンド”。として注目を集めている。ドラマやバラエティー番組のレギュラーも務めながらグラビアアイドルとして活動中。

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  • 映画『はぐれアイドル地獄変』で主人公・南風原海空を演じた橋本梨菜(左)と原作者の高遠るい(右)。(C)高遠るい/日本文芸社 (C)セディックドゥ

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