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2020/08/28 19:01
産婦人科医を目指す医学生・林彩佳さん、ミス日本ファイナリストに「女性のロールモデルになりたい」
『第53回ミス日本コンテスト2021』の東日本地区大会が24日、東京・京王プラザホテルで行われ、厳正な審査の末、来年1月に行われる予定の『ミス日本』本戦に出場する地区代表7名が決定した。そのなかの一人、東京慈恵会医科大学医学部医学科5年生の林彩佳さん(はやし・あやか)は、「仕事と子育てを両立させながら、女性としてのリーダーシップを発揮し、ロールモデルとなっていきたい」と将来像を語った。
170cmの長身と明るい笑顔が印象的な林さんは、産婦人科医を目指す22歳。「女性の方々が安全に健康に子供を産み、楽しく子育てをしながら、自分のやりたい仕事を続けていけるそんな社会を作っていくことが、私の目標です。私ががミス日本になりましたら、輝ける女性の代表として、女医としても、仕事と子育てを両立させながら、女性としてのリーダーシップを発揮し、皆様のロールモデルとなっていきたいです」と力強く語った。
「日本らしさを表す日本語」について聞かれると『和』と答えた林さん。「私は医療に従事する者として、『和』という言葉を大事にしています。一人の患者様を検査し、診断し、治療するにあたって、医師だけではなく、看護師さん、検査技師さん、全員のチーム力が試されます。そうしたチーム力を、医学生として患者様と接するにあたり学んでまいりました」と、自身の経験を基に語る。
ミス日本のテーマ「内面・外見・行動」の3つの美のなかで、一番自信のあるものはと聞かれると、「内面の美」と回答。「患者さんと接するときに、気遣いと、相手の立場にたって考えること、おもてなしの心を大切にしています。医学生として患者様に学ばせていただくことが多いんですが、それは患者様にとっては不快になることかもしれません。しかしながら、できるだけ“林さんが来てくれてよかった”“林さんと話せてよかった”“入院期間が楽しくなった”と思ってもらえるように接することを心がけています」とその想いを説明した。
今年はコロナ禍の影響で従来の全国4ブロックから全国2ブロックに集約して候補者を選定。この日、選ばれたファイナリストたちは来年1月25日に開催予定の『第53回ミス日本コンテスト2021』に向けて、10月から1月まで事務局の用意した特別な勉強会に出席し、ミス日本のテーマである「内面・外見・行動」の3つの美を磨いていく。