アイドルグループ・Jewel☆Cielが11日、東京・東京キネマ倶楽部にて、19歳の新メンバー・一色素良（いっしき・そら）を加えた新体制お披露目公演を行った。

　@JAM総合プロデューサーの橋元恵一とArcJewelとタッグを組みプロデュースする「Jewel☆Ciel」。会場に観客を動員してのライブは約4ヵ月となるが、普段はオールスタンディングの会場にファンは距離をとって設けられた座席に着席、マスク着用、歓声も厳禁という感染症対策に配慮した形式で実施。ツイキャスでの有料生配信も行い、会場に入れないファンに向けても新体制初パフォーマンスを届けた。

　最初のMCで安藤笑は「4ヵ月ぶりですかね。胸がいっぱいになりました。今日は新しいJewel☆Cielを見せられるように、最高のライブをしていきます！」と挨拶し、新メンバー一色を紹介した。一色は「Jewel☆Ciel新メンバー・すーちゃん…一色素良です！　みんな、『すーちゃん』って心の中で叫んでください！」と初々しく自己紹介。

　「素良」の「素」を「す」と読んで「すーちゃん」という愛称になった一色。実はJewel☆Ciel加入以前に3rdワンマンライブを会場で観ており、「すっごい感動して、最初から最後まで涙が止まらなくて、こんな素敵なグループ、この世にあるんだなって」と溢れる想いを語る。メンバーは「持ち上げすぎ（笑）」とツッコんだが、一色はその時に「こんなグループに入りたいと思いました！」と強い気持ちが生まれたのだという。安藤は「熱く想ってくれているすーちゃんをメンバーに迎えて、もっともっと新しいCielを見せていきたい」と決意を語った。

　そして5人はこの季節にぴったりな「Baby Summer」、4月発表の1stアルバムから「First Star」、ベイビーレイズJAPAN「閃光Believer」のカバーを次々とパフォーマンス。一色の全力のダンス、そして確かな歌唱力は、しっかりとJewel☆Cielの新しい力となっていた。

　このお披露目の前に、メンバーはそれぞれのブログで一色についてのヒントをにおわせていたが、夢咲りりあは「すーちゃんの性格を書いていたんですが、このパフォーマンスを見ていただいた方は分かる通り、ホントに真面目で全部一生懸命にやってるんですよ。その姿が本当に可愛くて！」と絶賛。一色自身は「今はちょっと猫被ってるんですけど、これからは“面白いすーちゃん”になりたいです！」と宣言した。

　ラストナンバーの「ナツオト」を披露した後、一色は「すごい楽しかったです！ 今日でJewel☆Cielがもっともっと大好きになりました。これから皆さんと素敵な未来を作っていけるように精一杯がんばります！　応援よろしくお願いします」とメッセージを送る。安藤は「この5人でJewel☆Ciel第2章を、もっともっと上を目指して盛り上げていきたいと思います！」と意気込みを語った。