ドジ連発だけど、誰にも負けないロボ根性で困難に立ち向かうお手伝いロボットのドタバタ劇を描く、「ロボコン」シリーズ20年ぶりの最新作『がんばれいわ!!ロボコン』（7月31日公開）のキャストが18日、発表された。ヒロイン「ロビンちゃん」役は、様々なCM、映画、ドラマに出演、「ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン」アズキ役などで活躍した土屋希乃が演じることが分かった。

　20年ぶりのロボコン復活が発表されると、Twitterトレンド入りし、Yahoo!リアルタイム検索で1位となるなど、改めて注目度の高さを裏付けた。タマゴのように丸いフォルムに赤くコーティングされたボディ、愛らしい眼が特徴的な「ロボコン」の活躍を描いた同シリーズ。1974年〜1975年にテレビ放送された「がんばれ!!ロボコン」は最高視聴率29.2%を記録、1999年〜2000年にかけては、香港で巻き起こった空前の「ロボコン」ブームが日本にも押し寄せ、「燃えろ!!ロボコン」が放送された。

　そして令和の今、新型コロナウイルスの影響で撮影開始が延期となるも、スタッフのマスク着用と検温、全編オールアフレコで撮影スタッフの人数を減らすなど感染症予防対策を行い、6月8日から始まった撮影が無事にクランクアップを迎えた。

　令和を担う新たなロボコンの声優は、『ケロロ軍曹』の日向夏美役や『魔法少女まどか☆マギカ』の暁美ほむら役など、数多くのアニメ作品に出演してきた斎藤千和をキャスティング。斎藤は「私が声優の仕事を始めた頃に『燃えろ!!ロボコン』が放送されていました。まさか20年経った今、ロボコン役をやらせていただけるなんてとても光栄で、演じる前からワクワクしています」と喜びを語る。

　そしてこれまで島田歌穂、加藤夏希が演じてきた、ロボコンが想いを寄せるヒロイン・ロビン役には、幼いころから数多くのCMに出演し、映画やドラマでも活躍する新進気鋭の美少女・土屋希乃が抜擢された。土屋は「過去に凄い役者さん達が演じられてきたロビン役だったと聞き、選ばれてすごく嬉しかったです」と語り「大きくてかわいいロボコンと一緒に今までになかったロビンに出会えるよう、一生懸命演じました！衣装や表情にもぜひ注目して観ていただきたいです！」と意気込みを語った。

　またロボット学校の教師を務め、ロボコンを厳しい判断基準で採点するガンツ先生役には、アニメ声優としてだけでなく、数々の洋画でトム・ハンクスやウィル・スミスなどの吹き替え声優も務める実力派、江原正士。そして、今作で巻き起こる事件の鍵を握る謎のキャラクター、汁なしタンタンメン役には、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカ役をはじめ、『銀魂』の沖田総悟役、「仮面ライダー電王」のイマジン・リュウタロスなど人気作品の主要キャラクターを数多く演じるとともに、ナレーターや歌手など幅広く活躍する実力派声優の鈴村健一が決定した。

　そして、この度映画のサブタイトル“ウララ〜！恋する汁なしタンタンメン!! の巻”と本作のストーリーも初解禁。令和のロボコンは町の中華料理屋でお手伝い！しかし、手伝おうとしてもドジを連発。ロボコンのドジがきっかけで誰も予期しなかった“中華料理”の暴走という令和最大の謎の事件が発生！事件の鍵を握る“汁なしタンタンメン”とは何者なのか…？空回りばかりのロボコンはロボ根性でこの難事件を切り抜けられるのか。今後の新情報解禁にも注目したい。

◆ロビン役土屋希乃　コメント
「オーディションの話をいただいて、初めて「ロボコン」を知り、すぐに過去の作品を拝見しました。オーディションの時は普通の女の子の役だと思って演じたのですが、合格をいただいた後、過去に凄い役者さん達が演じられてきたロビン役だったと聞き、選ばれてすごく嬉しかったです。ロビンは『活発で、喜怒哀楽のある元気な女の子のロボット』なので自分に似ている部分がたくさんありました。スタッフ・キャスト一丸で、体温チェック、手洗い、うがい、除菌の徹底をしたりとこれまでと異なる緊張感のある現場で、大きくてかわいいロボコンと一緒に今までになかったロビンに出会えるよう、一生懸命演じました！衣装や表情にもぜひ注目して観ていただきたいです！『がんばれいわ！ロボコン』のタイトル通り、皆さんに元気と笑顔が届きますように！」