日本で唯一のゴシック／ヴィジュアル系演劇を上演する劇団TremendousCircusが、11月に上演される次回公演『ヘリオガバルスの薔薇』のキャストオーディションを開催する。

　劇団TremendousCircus（トレメンドスサーカス）は、ゴスロリ衣装を着て、暗黒童話・怪奇幻想などを題材に、耽美派で頽廃的・中性的な、人の心の痛みを叫ぶ熱い演劇を創る、東京の劇団。

　次回作『ヘリオガバルスの薔薇』（脚本・演出：田中円）は2020年11月20日(金)〜22日(日) 、ザムザ阿佐ヶ谷で上演予定。

＜ストーリー＞
それはローマ帝国史上、最凶最悪の皇帝にして、最年少の美少年皇帝。
自らを太陽神ヘリオガバルスの化身として崇めさせ、誰も被ることのなかった黄金の冠を被った。
異常性欲を持ち、不倫の妻を、処女の巫女をめとりながら、女装をし、奴隷男の妻となった。
娼婦に変装し客を引いては、宮殿を自分の体を売る売春宿とした。
彼は究極の快楽を求めた。
それは饗宴の席で、客の上に何トンもの薔薇の花びらを降らせ、窒息する姿を楽しむというもの＿＿。