元乃木坂46の若月佑美が、4月27日発売のファッション誌『Oggi』（小学館）6月号から同誌の美容専属モデルを務める。

　『Oggi』では乃木坂46出身の専属モデルは若月が初めて。乃木坂46在籍時代、そのボーイッシュな雰囲気から「若様」の愛称で親しまれた若月だが、「30代からの“かっこいい私”」を掲げるファッション誌で、新たな「かっこいい」を表現する。

　乃木坂26第1期生の若月は、2018年にグループを卒業後、女優としてドラマ、映画、舞台などで活躍中。実は『Oggi』誌上では、2020年1月号から毎号美容企画に登場しており、乃木坂46時代や、女優としての顔とはまた違うビューティモデルとしての一面を披露していた。

　「“雑誌の美容モデルとしての撮影ははじめて”という若月さんでしたが、メイクの仕上がりやスキンケアのステップの撮影を重ねるうちにどんどん表現の幅を広げていきました。撮影スタッフからは“とにかく一生懸命、まっすぐに撮影に臨んでくれる姿が素晴らしい”という声が挙がっていました」と担当編集者が語るほど、モデルへの挑戦に真摯に向き合う若月。乃木坂46時代も真面目キャラはメンバー中ダントツで、テレビ番組で「脱まじめ化宣言」という企画が放送されるほどだったが、今回はその姿勢に読者からも多くの反響が寄せられ、満を持しての“専属”起用となった。

　若月は「乃木坂46で活動していたときは、はかなさや可憐な部分を求められていたんですが、私はどちらかというと“そういう人を守ってあげたい”と思うような人間。『Oggi』の誌面では、“かっこいい女性”を軸にファッションや生き方が語られていて、背中を押してもらえました」と、自身を肯定してくれた『Oggi』への感謝を語る。

　そして「年を重ねても、“かっこいい女性”の魅力はブレない。むしろ増していくんじゃないかと、25歳の今、年齢に対してもポジティブです。モデルの仕事は初めてですし、意気込みや緊張も相当なもの。でも、ありのままのひとりの女性としての私をOggiでお見せできればと思っています」と専属モデルへの意気込みを新たにしている。