声優業界・声優ファン最大のイベント「声優アワード」と同日に開催される、「声優アワード《新人発掘オーディション》」の第十四回大会の最終審査が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクを避けるべく、史上初、WEB上で行われた。

　才能ある新しい声優を見出すべく、2007年の第1回より実施。声優業界を代表する多くの声優事務所が参加する実施規模と伝統から、業界を代表する声優オーディションとなっている「声優アワード 新人発掘オーディション」。

　今回の14回目は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の日本での感染拡大リスクが高まっていることから、各関係者の健康面を考慮し、声優アワード会場（3月7日予定）での最終審査から、WEB上にステージを移し審査を実施。

　オーディション最終審査参加者の35名は「自己PR』と「テキストリーディング」を収録した動画をWEB上にアップロード（非公開動画）し、参加する声優事務所31社は、3月10日〜12日の期間に審査を行い、24名が事務所からの指名を受け合格を果たした。

　今回の参加事務所から最多の指名を獲得した小林可奈さんは「今回、合格をいただけたこと、大変うれしく思っております！今後は、いろいろな年齢、性格、性別のキャラクターを演じることができる声優になりたいです！　また、歌やダンスもできるようなマルチに活躍できる声優になりたいです！」と喜びと意気込みを語る。

　またスター声優育成アプリ「オンエア！」×声優アワード コラボ企画【coly賞】を受賞した木下佳さんは「びっくりしましたが、本当に嬉しかったです。今は、少し緊張しています。先輩方に続いていけるよう、誠心誠意全力で頑張ります」とコメント。【coly賞】を受賞した木下さんは特典としてスター声優育成アプリ「オンエア！」オリジナルストーリーに登場する新キャラクターのCV声優として参加が決定。オリジナルストーリーは、2020年中のゲームイベントを予定している。