東京都港区、新橋地区12の商店会では、JR新橋駅西口SL広場ほか駅周辺を会場として「第25回新橋こいち祭」を例年の開催時期とは変更して、2020年9月24日（木）・25日（金）に開催。メインイベントとなる「ゆかた美人コンテスト」（9月25日開催）への出場者を募集中。現在東京メトロポリタンテレビジョン（TOKYO MX）のアナウンサーとして活躍する藤本真未さんは、第17回ゆかた美人コンテストの準グランプリ。藤本さんは「夢が目標へと明確になる一つのきっかけだった」と コンテストに出場して得た経験について語っている。

　現在TOKYO MXのアナウンサーとして活躍している藤本さんだが「ゆかた美人コンテストに出場したコンテストに出場した頃も夢はアナウンサーでしたが、小さい頃から人前で話すことが苦手で、両親に出場を相談した時も『大丈夫？』と言われたくらいでした。そして、それが私のコンプレックスでもありました」と言う。

　しかし「『ここで立ち止まっていたら変われないかも。頑張ってみよう！』と、勇気を持って」応募。「面接や当日のステージなど想像以上に規模が大きくて本当に緊張しましたが、会場に足を運んで下さった皆さんの温かい声援や大好きな浴衣にも後押しされ、『自分の言葉で伝える楽しさ』を見つけられた気がします。思いっきって踏み出して、自分の殻が破れたかもしれません」と、このチャレンジがその後の大きな契機になったようだ。

　コンテストで得た経験について「ファイナリストに選ばれてからは、浴衣や小物選び、スピーチなど、皆さんに楽しんでいただけるようにと準備に一生懸命でした。『観てくださる方のことを考えながら準備をする』ということは、アナウンサーになってからも大切にしています」とも。

　そして「準グランプリを受賞してからは人前で話す機会も増え、こいち祭の桜田会場で総合司会をさせていただいたり、新橋駅前のイルミネーション点灯式で司会をさせていただいたりと多くの貴重な経験をさせていただきました。他にも、新橋のことがどんどん好きになり、プライベートでも足を運びブログで発信するなど…考えてみれば、今の仕事とつながることがとても多いです」と、今に繋がる財産であると語る。

　これから応募を考えている人に対して「コンテストで沢山の方と出会い、多くの経験ができたことは、夢が目標へと明確になる一つのきっかけだったと思います。歴代の受賞者の皆さんは、様々な世界で活躍しています。そんな皆さんと出会うことができただけでも本当に幸せなことです。自然と自分の視野が広がり、夢に向かってアクションを起こせるようになっていったように思います。こいち祭は『新たな自分を見つけるチャンス』になるはずです。お気に入りの浴衣と一緒に、たくさんの方にチャレンジしていただきたいです！」とメッセージを送った。

　新橋エリアにおける地域活性化を目的に、近隣住民や在勤者との交流の場・機会として毎年開催され、例年14万人を超える来場者を迎える「新橋こいち祭」。今回出場者が募集される『ゆかた美人コンテスト』は、夏の風物詩である「ゆかた」の魅力を参加者や観客の人々に感じてもらい、楽しんでもらうために毎年実施している企画。

「ゆかたが似合うこと」、「自分なりに着こなしていること」　「新橋に愛着を持っている人」などを審査基準とし、性別・年齢を問わず誰でも参加することができる。また、ゆかた美人に選ばれた人は、新橋地区振興のため各種イベントやPR活動などへ参加する場合がある。

　応募資格は年齢・性別不問応募の締切は6月5日（必着）（※新型コロナウイルス感染拡大の今後の状況によっては予告無くコンテストを中止にする場合あり）。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。