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2020/01/15 14:31
2.5次元作品で活躍中の鈴木拡樹が『クレヨンしんちゃん』にゲスト出演、駆け出しのアクション俳優役に挑む
舞台『刀剣乱舞』シリーズなど数多くの2.5次元作品で活躍中の俳優・鈴木拡樹が、1月18日(土)の放送のアニメ『クレヨンしんちゃん』に声優として初出演することが明らかとなった。
漫画やアニメ、ゲームなどを原作・原案とした舞台で活躍し、多くのファンから熱い注目を集める“2.5次元”俳優たち。その筆頭格として舞台『刀剣乱舞』シリーズや舞台『弱虫ペダル』、アニメ・舞台『どろろ』など多くの作品で主演を務め、実力、人気ともにトップクラスで活躍中の鈴木。
今回、鈴木が声優として出演するのは、「走る戦闘員だゾ」と題されたおはなし。普段活躍する舞台の世界から2次元のアニメの世界へやってきた鈴木が、どんな声の演技を披露してくれるのか、注目だ。ちなみに鈴木は、『クレヨンしんちゃん』の放送が始まった1992年当時、しんのすけより1歳年上の6歳だった、まさに"クレヨンしんちゃん世代"。「放送開始当初から見てきた『クレヨンしんちゃん』に出演が決まって、すごくうれしかったです!」と、今回のオファーを受けた気持ちを嬉しそうに語った。
鈴木が演じるのは、ハリウッドでの活躍を夢見る駆け出しのアクション俳優・掛田シンゴ。爽やかなイケメンだが、まだ駆け出しの身であるためアクション仮面に登場する悪の組織・ブラックメケメケ団の戦闘員役の1人として、演技練習に励んでいる役どころ。
物語の中では、アクション俳優としてしんのすけと対決するシーンも交えつつ、なんと『クレヨンしんちゃん』の名物キャラクターである、しんのすけの幼稚園の先生・まつざか先生とのラブストーリーに発展…!? これには鈴木も、「子どもの頃は大人のお姉さんだったまつざか先生と、恋愛エピソードで関わることになるなんて」とびっくり。一体、どんな衝撃展開が待っているのか? 全編を通して、鈴木の甘く優しい美声をたっぷり堪能することができるという。
アフレコ収録当日、スタッフや共演者たちに丁寧なあいさつをしながら、爽やかにスタジオ入りした鈴木。その好青年ぶりは、今回演じる爽やかなイケメン掛田シンゴにぴったり。本番が始まると、まつざか先生のみならず誰もがうっとりしてしまうような美声をマイクに乗せ、時に身振りを交えながら、舞台俳優らしい、躍動感あふれる豊かな表現で駆け出し俳優役を熱演。「以前、声優のお仕事をした時に見つけた課題に対して、自分なりに解決策を考えて今日に臨みました」と研究熱心な一面ものぞかせ、真剣な様子で監督と打ち合わせ。求められた細かなニュアンスも巧みに演じていく。
「走る戦闘員だゾ」に登場するのは、掛田シンゴの他にしんのすけ、まつざか先生の2人だけということもあり、とにかく出番の多い今回のゲスト出演。制作チームからの高い要求にも見事に応え、およそ1時間に及ぶ白熱のアフレコは、無事終了。実は、この日、自身の参加するアフレコの前に、別のエピソードの収録を見学していた鈴木。「みなさんが、どういうふうにアフレコを行っているのかを目の当たりにして、とても勉強になりました。今日の経験は僕にとって貴重な財産です!」と熱い表情を見せた。
鈴木がゲスト声優として出演するアニメ『クレヨンしんちゃん』は、1月18日(土)午後4時30分よりテレビ朝日系にて放送。
■鈴木拡樹(掛田シンゴ役)コメント
『クレヨンしんちゃん』は、放送開始当初からずっと楽しく観てきたアニメ作品です。当時、僕は6歳で、しんちゃんより1つ年上だったので、まさにクレヨンしんちゃん世代ですね。小さい頃は、4つ離れた姉の影響で、姉やその友達など女の子と遊ぶことが多かったのですが、学校で『クレヨンしんちゃん』の話題で盛り上がることで、男友達が増えていった思い出があります。ただ面白いだけでなく、しんちゃんがやんちゃなことをすると、周りの大人たちがきちんと叱るので、何をしてはいけないのか、楽しみながら学べるところもこの作品の魅力だと思います。しんちゃんの印象は昔からずっと変わりません。見た目は可愛いけれど、中身に"ロック"な部分がある生き様がとても好きです。
今回のお話をいただいて、すごくうれしかったです。同時に不思議な思いもありました。子どもの頃は大人のお姉さんだったまつざか先生と、しかも恋愛エピソードで関わることになったので。『クレヨンしんちゃん』の歴史と一緒に、自分も歳を重ねてきたんだなあと実感しました。
アフレコはやはり難しいですね。以前、声優の仕事をした時に見つけた課題について、自分なりに解決策を考え、今日の本番に臨みました。実は今回、アフレコの前に、別のエピソードの収録を見せていただいたんです。息づかいが分かるほど近い距離で、みなさんのアフレコの様子を目の当たりにして、とても勉強になりました。今日の経験は僕にとって貴重な財産です!
僕をご存知の方は、まさか『クレヨンしんちゃん』の世界に登場するとは予想していなかったんじゃないでしょうか。なかなかない貴重な機会なので、ぜひ観ていただきたいです!
『クレヨンしんちゃん』はもうすぐ30周年を迎えるそうなので、みんなで盛り上げてお祝いできたら素敵ですね。僕と同世代の方々にも、子どもの頃を思い出しながら『クレヨンしんちゃん』を楽しんでいただけたら嬉しいです。
■『走る戦闘員だゾ』あらすじ
公園で、ブラックメケメケ団の戦闘員のマスクをかぶり、自主練習に励んでいたアクション俳優の掛田シンゴ(声・鈴木拡樹)。それを見かけたまつざか先生(声・富沢美智恵)は、びっくりして逃げ出し、シンゴも誤解を解こうと追いかけるのだが…。
2人の様子を目撃した野原しんのすけ(声・小林由美子)は、本物のメケメケ団の戦闘員にまつざか先生が襲われていると勘違いして、シンゴにお尻アタック!
マスクを取ったシンゴのイケメンぶりに、まつざか先生はときめいて…。さらにシンゴがハリウッドを夢見る駆け出しのアクション俳優だと知り、応援することを決意。
一方、しんのすけはシンゴがまつざか先生の心を操っていると、さらに誤解を重ねてしまう!
果たしてシンゴはしんのすけの誤解を解き、夢に向かって羽ばたけるのか? そして、まつざか先生の恋は今度こそ実るのか…!?