令和初のジュノンボーイGPは史上最年少の12歳8ヵ月の渡邉多緒さん、母への感謝の想いをサプライズで伝え感動を呼ぶ | ニュース | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2019/11/25 08:46

デビュー

令和初のジュノンボーイGPは史上最年少の12歳8ヵ月の渡邉多緒さん、母への感謝の想いをサプライズで伝え感動を呼ぶ

『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリに輝いた渡邉多緒さん(C)Deview
『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリに輝いた渡邉多緒さん(C)Deview

 『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考会が24日、都内で行われ、応募総数1万7165名の中から、静岡県出身の中学1年生・渡邉多緒(わたなべ・たお)さんが、同コンテスト史上最年少の12歳8ヵ月でグランプリに輝いた。

 「あなたの隣のすてきな男の子、推薦してください」とキャッチフレーズに、1988年にスタートした『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。今回大会でゲスト審査員を務めた武田真治をはじめ、袴田吉彦、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平など、数多くのスターを輩出し、近年では菅田将暉、佐野岳、犬飼貴丈、西銘駿、飯島寛騎、奥野壮など、新たな人材を発掘し続けている男性スターの登竜門的オーディション。

 芸能事務所に所属していない12〜22歳までの男子を対象に、昨年の最終選考会翌日から写メールによる応募を開始し、『JUNON』本誌では1月号から募集を開始。4月〜5月にかけて第1次書類選考を行い、通過者約1,000人に第2次審査として、東京・大阪・札幌・福岡・広島・金沢と6都市計8回に分けて面接を実施し、スーパーボーイ候補者105名が決定。

 その後、第3次審査では、候補者の写真とプロフィールを8月号〜11月号の4号にわたり掲載。JUNON本誌、スマホサイト、アプリ、動画配信サービスによる読者投票を行い、得票数によって105名→57名→35名→18名→11名と候補者が絞られていった。さらに敗者復活戦などで決定した4名を加えた上位15名が、最終選考会へ駒を進めた。

 この日の最終選考会では、審査員長、ゲスト審査員、協賛各社審査員と芸能事務所審査員40名、会場の読者審査員50名の採点で、グランプリ1名と準グランプリ1名を決定。審査基準は、JUNONにふさわしい"さわやかなハンサムボーイ"であること。審査のポイントは、「容姿」「ファッションセンス」「個性」「タレント性」「将来性」の5項目を基準として選考される。

 最終選考会の第1次審査【自由パフォーマンス】では、ファイナリスト15名が、得意のダンスやリフティング、空手、書道、アクロバット、さらには最終選考会のために猛特訓した楽器演奏、弾き語りなど、それぞれ個性豊かなパフォーマンスで自身の魅力を最大限にアピール。

 冒頭の紹介VTRで「令和初、最年少グランプリ獲ります!」という宣言通り、グランプリとOSMIC賞のW受賞を果たした渡邉さんは、中学1年生の12歳。自由パフォーマンス審査では、バスケ部で鍛えたドリブルやボール回しなどのバスケットボールの技を披露。さらにはドリブルシュートとダンクシュートを華麗に決め、会場を盛り上げる。
 
 そして最後に、マイクを手に取り「今まで近くて支えてきてくれたお母さん、今まで本当にたくさんの応援ありがとうございました。これまでたくさんつらいことがあったけど、お母さんのおかげで忘れられました。これからも僕の応援よろしくお願いします」と、母への感謝の想いを吐露。これには、司会を務めていた霜降り明星の二人も「なんていい子や!!」「12歳でお母さんへの感謝のコメントって、天才や!」と称賛し、場内は温かい拍手と感動に包まれた。

 続く第2審査の【告白審査】では、ファイナリスト一人ひとりが、ゲスト審査員の”みちょぱ”こと池田美優を相手に愛の告白を披露。自分と告白相手の池田の設定をはじめ、どんな場所でどんなセリフで伝えるか、そしてそれぞれの告白に合わせて洋服も自身でコーディネートするなど、ファイナリストたちが自己プロデュースで挑む告白パフォーマンス。

 渡邉さんは「部室でマネージャーに告白」というシチュエーションに挑戦。ベンチで待つ池田に対し、「みちょぱ、おつかれ!」と元気いっぱいに話しかけ、「みんなが帰ったら部室に来てくれる? 話したいことがあるんだ」と伝える。その後、ステージ中央へ移動し、いざ告白の瞬間を迎える。しかし、緊張のせいか、セリフを忘れてしまい、なかなか言葉が出てこない。一生懸命思い出そうとする姿に、池田は「いいよ、ゆっくりで」と優しくフォローする。

 そして改めて、「いつもマネージャーの仕事してくれてありがとう。これ、持っていて欲しいんだ」と、リストバンドを池田に手渡し、ポケットからもう1つ同じリストバンドを出しながら、「(自分と)お揃いのリストバンド、みちょぱが持っていてくれたら、俺マジで頑張れるから。次の大会、絶対に優勝するから僕と付き合ってください」と告白。途中、セリフが出てこないというハプニングもあったが、最年少12歳の渡邉さんの初々しいその姿に、霜降り明星も池田も「可愛い〜〜〜!!」とメロメロ。せいやは「言葉が出えへん感じもリアルやった!」と感想を述べた。

 審査がすべて終了し、迎えた結果発表。グランプリの発表の瞬間、栃丸秀俊審査員長から名前が告げられると、口をあんぐりを開けて驚きの表情を見せた渡邉さん。前回大会のグランプリ・松本大輝からトロフィーが贈られると、「”嬉しい”の一言しか言えないです」と言葉を詰まらせながら、「今後は芸能活動を気合いを入れて頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。

 『JUNON』編集長でもあり、審査員長を務めた栃丸氏は、そんな渡邉さんに対し、「令和元年の最初のグランプリが史上最年少というのは、非常に奇跡的な出来事だなという風に思います」と述べ、「多緒くんは僕らから見ても本当に良い子で、今日のパフォーマンスの中でお母さんへの感謝の気持ちを述べていましたが、あれは彼が自分で言いだしたことなんです。『お母さんにどうしても感謝の気持ちを伝えたい。これはお母さんには内緒なんです』という話をしていました」と、パフォーマンスで語った母への想いはサプライズだったことを明かし、「それを知っている上で感謝の想いを聞いたので、その段階で涙が出そうな気持ちになっていました」と吐露。

 そして「12歳ながらこの身長(172cm)で、聞くところによると足のサイズも28.5cmあるそうです。これもジュノン史上、最大の足のサイズなんじゃないかなと。ただ、これ以上身長が伸びるのは考えもんですから、いいところで身長を止めていただいて(笑)」とジョークを交えつつ、「今後の活躍を期待したいと思います」と期待を募らせる。

 さらにファイナリストたちに向けて、「賞を貰った子も貰っていない子も非常に頑張ったと思いますし、みんなこの1ヵ月でよくここまで仕上げてくれました。最初は楽器の音がぜんぜん鳴らなかったり、これを本当にパフォーマンスとして認めていいのだろか?というレベルだったりしましたが、それを今日ここまで仕上げてきたことに関しては、僕は敬意を表します」と称賛。「そういう頑張りがあれば、これからの芸能活動も頑張っていけると信じています。これから、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身のジュノンボーイとして、一層頑張ってください」と声をかけた。

 また、ゲスト審査員として審査を見守っていた武田も「令和元年に相応しい接戦だった」と評し、惜しくも賞を逃したファイナリストたちに対して、「今日は芸能プロダクションのスカウトマンがたくさん来ています。受賞者だけでなく目を光らせていると思うので、ステージを降りるまでは笑顔でいてほしい」とアドバイス。さらに「君たちは何も負けていない。これからの人生それぞれ頑張って、芸を磨いて帰ってきてほしいですし、もし今後、共演することがあったら、僕のほうからよろしくお願いします」と後輩たちへ熱いメッセージを送った。

 最終審査終了後、大勢のマスコミに囲まれる中、ゲスト審査員の武田と池田と共に人生初の囲み取材に出席した渡邉さん。「カメラが数えきれないくらいあって、緊張します」とやや緊張気味の様子。グランプリ受賞については、「本当に自分がグランプリ?ってすごく不思議な気持ち。今もまだ実感は湧いてないです」と正直な想いを語る。

 そんな渡邉さんに対して、武田は「史上最年少の12歳8ヵ月というこて、令和の時代に長く活躍してくれるスターになってくれるんじゃないかなと思います。心のキレイさがステージからも見られましたし、何か伝わるものがあった」とコメント。

 新たなスター誕生の瞬間を目撃した池田は「嬉しいですね。親みたいな感覚。めちゃくちゃ有名になったら、ドヤってやろうかなと。私が見つけたんだぞ!みたいになるくらいまで、頑張ってね!」と声をかけつつ、「芸能界で変な女につかまらないようにね(笑)」とアドバイスを送る。また、告白審査を振り返り「本当に可愛かったですし、一番印象に残っている。あの、言葉が出てこない感じが、お姉ちゃん感覚というか、『ゆっくりでいいよ、可愛い、可愛い!』って思って、守ってあげたくなる感覚がありました」と感想を語った。

 そんな中、記者から「なぜセリフを忘れてしまったのか?」と聞かれた渡邉さんは、「みちょぱさんが可愛すぎて……」とさらっと返すと、「やるな!」(武田)、「上手いな〜。もう言えるのかよ、そんなこと!!」(池田)と二人を驚愕させ、笑いを誘うひと幕も。

 将来の目標については「モデルさんに憧れていて。雑誌とかに載ってみたい」と明かし、武田から「芸能界で会いたい人はいる?」と質問されると、「菅田将暉さんに会いたいです」と回答。ジュノンボーイの後輩の名前が出たことに対し、武田は「今日ごめんな、俺で……」としょんぼり。渡邉さんが、すかさず「いや! でも、筋肉体操好きです!!」と笑顔を向けると、「本当に?じゃあ、最後に2人でスクワットするか!」と、急遽、武田指導のもとスクワットすることになり、池田が「何、この状況(笑)」と困惑する中、スクワットを披露した二人は最後に固い握手を交わしていた。

 オープニングでは、両手を振り満面の笑みを浮かべて登場し、第1次審査では、最年少の12歳とは思えないほど堂々としたパフォーマンスを披露。迫力満点のダンクシュートで会場を沸かせたかと思いきや、母への感謝気持ちを真摯に伝える姿に会場の空気が一気に変わり、グッと引き寄せられた。さらには告白審査での初々しい姿を見せるなど、この日、ファイナリストの中で最もいろんな表情を見せ、見るものを魅了していた渡邉さん。令和元年初、そして史上最年少グランプリの彼が、今後どのような活躍の道を辿っていくのか、期待したい。

【『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』最終選考会 結果】
◆グランプリ&OSMIC賞(W受賞):渡邉多緒(わたなべ・たお)さん/静岡県、中学1年生・12歳
◆準グランプリ&QBナビゲーター賞(W受賞):西野遼(にしの・りょう)さん/三重県、大学1年生・18歳
◆審査員特別賞:シナモン/遠いお空の雲の上、こいぬ、カフェ店員
◆フォトジェニック賞:高木裕也(たかぎ・ゆうや)さん/兵庫県、大学3年生・21歳
◆明色美顔ボーイ賞:鈴木克哉(すずき・かつや)さん/東京都、大学2年生・19歳
◆DDセルフプロデュース賞:橋詰昌慧(はしづめ・まさと)さん/大阪府、中学2年生・14歳
◆イチナナLive賞:井上頼弥(いのうえ・らいや)さん/福岡県、フリーター・20歳

関連写真

  • 『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリに輝いた渡邉多緒さん(C)Deview

  • オープニングでは手を振りながら笑顔で登場した渡邉多緒さん(C)Deview

  • 第1次審査の自由パフォーマンスでは、バスケットボールの技を披露(C)Deview

  • ダンクシュートを決める渡邉多緒さん(C)Deview

  • パフォーマンスの最後には、サプライズで母への感謝の想いを吐露(C)Deview

  • 池田美優が相手役を務めた告白審査(C)Deview

  • 告白審査では「部活のマネージャーに告白」というシチュエーションに挑戦(C)Deview

  • グランプリ発表で名前を呼ばれ、口をあんぐり開ける渡邉多緒さん(C)Deview

  • 『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリに輝いた渡邉多緒さん(C)Deview

  • (写真左より)ゲスト審査員の池田美優、ブランプリ受章者の渡邉多緒さん、ゲスト審査員の武田真治、審査員特別賞のシナモン(C)Deview

  • 人生初の囲み取材で武田真治とスクワットする渡邉多緒さん(C)Deview

  

Pick up

オススメ

  
×