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2019/11/15 18:23
キャラメルボックス・西川浩幸と元惑星ピスタチオ・腹筋善之介が演劇ワークショップを開催
近年、劇団の活動休止や劇場の閉館も相次ぎ、かつて演劇界に渦巻いていた熱気と熱狂が埋もれ始めている中、C&R社の舞台芸術事業部は、演劇界の振興と理念である「舞台芸術家の生涯価値の向上」の実現を目指し、西川浩幸(12月4日)、腹筋善之介(12月5日)両氏による演劇ワークショップを開催する。
2019年7月、10月に続いて第3回目となる今回。講師には第1回・第2回と同じく、1980年代から90年代にかけて巻き起こった小劇場ブームをけん引し、今も舞台を主戦場に精力的に活動を続ける東西を代表する演劇人の2人を迎える。
12月4日に講師を務めるのは、演劇集団キャラメルボックスに所属し、入団以来、劇団の看板俳優として観客の絶大な支持を集めてきた人気俳優・西川浩幸。5日には、劇団「惑星ピスタチオ」の元座長で、現在は「IQ5000」と大阪拠点の「劇団FUKKEN」で作・演出を手掛ける脚本家・演出家・俳優の腹筋善之介が講師を務める。
応募資格は16歳以上の男女。応募の締め切りは11月30日。応募の方法はオーディション情報サイトデビューに掲載されている。
■演劇ワークショップ「TORANOMON de ACTORS WORKSHOP」
各回20名(先着)
2019年12月4日(水)講師:西川浩幸
昼の部14:00〜17:00/テーマ:お芝居の入り口
夜の部18:00〜21:00/テーマ:お芝居の実践
2019年12月5日(木)講師:腹筋善之介
昼の部14:00〜17:00/テーマ:創ること
夜の部18:00〜21:00/テーマ:魅せること
■講師プロフィール
≪西川浩幸(にしかわ・ひろゆき)≫
俳優 1964年生まれ
演劇集団キャラメルボックス所属。入団以来、劇団の看板俳優として観客の絶大な支持を集めている。代表作は『銀河旋律』『サンタクロースが歌ってくれた』『ブリザード・ミュージック』『容疑者χの献身』『流星ワゴン』など多数。
【コメント】
人は毎日同じではありません。たとえばサボテンが育つように、目には見えなくても少しずつ変化している。一歩踏み出せば、同じ場所に立ち続けることはない。今回は、お芝居をもっと楽しく、もっと自由になれる方法を探ります。入り口編では、緊張を開放して五感六感で感じる。楽して楽しむ。実践編は、さまざまな場面での台詞に取り組みます。大セリフ祭り。みんなでいっぱい動いていっぱい喋ろう。演劇で心身ともに健康に。
≪腹筋善之介(ふっきん・ぜんのすけ)≫
脚本家・演出家・俳優。1965年生まれ
劇団「惑星ピスタチオ」の座長として、細胞から宇宙まで肉体のみで表現するパワーマイムで多くのファンを魅了。『ロボ・ロボ』『破壊ランナー』『ナイフ』など解散までの間、多数名作を残した。現在は「IQ5000」と大阪拠点の「劇団FUKKEN」にて作・演出を手がける。2019年3月「岡山子ども未来ミュージカル」にて演出を務めた。
【コメント】
夜な夜な鹿が物悲しい声でなく秋になりました。そして寒い冬へ。
季節の移り変わりを表現したことはありますか?舞台に立つその瞬間にあふれだすイマジネーションの中で生き生きと冒険をしたことがありますか?ゼロから造り出すアーティストを目指しますか?他の誰かが造ったものを利用して作るアレンジャーを目指しますか?何をしようかと迷っていますか?そんなスキルを楽しく笑いながら手に入れてみませんか?