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2019/08/27 20:01

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10代限定音楽フェス『未確認フェスティバル2019』審査員特別賞は18歳の女子高生ラッパー・玉名ラーメン

『未確認フェスティバル2019』審査員特別賞の玉名ラーメン(C)Deview
『未確認フェスティバル2019』審査員特別賞の玉名ラーメン(C)Deview

 10代アーティスト限定の音楽フェス『未確認フェスティバル2019』が25日、新木場STUDIO COASTで開催され、応募総数3067組から選ばれた8組のファイナリストが、唯一無二の個性をぶつけ合った。審査の結果3101組の頂点として、北海道出身の4人組「SULLIVAN's FUN CLUB」がグランプリに決定。準グランプリは「ヒライス/(山梨県)」、 審査員特別賞は「玉名ラーメン/(東京都)」がそれぞれ受賞した。18歳の高校生ラッパー・玉名ラーメンは「みんなの前でライブできてすごく幸せでした」と笑顔を見せた。

 『未確認フェスティバル』はTOKYO FMをはじめとするJFN全国38局で放送中の10代向け人気番組『SCHOOL OF LOCK!』が、「タワーレコード」「NTTドコモ」「レコチョク」が展開するインディーズ及び新人アーティストの音楽活動を支援する『Eggsプロジェクト』と共同で開催する10代アーティスト限定の音楽フェス。

 特別審査員は昨年に続き、音楽プロデューサーの蔦谷好位置と、モデルで『RADIO DRAGON-NEXT-』パーソナリティの菅野結以が務め、会場オーディエンスの人気投票と、特別審査員、「未確認フェスティバル」スタッフによる厳正な協議の上、グランプリを含む各賞が決定した。

 審査員特別賞を受賞したのは、18歳の高校生ラッパー・玉名ラーメン。「何も考えずに打った文字の予測変換で出てきた」言葉をそのまま使ったという人を食ったようなアーティスト名とは裏腹に、高度に作りこまれた浮遊感のあるトラック、そしてポエトリーリーディングのような、抽象的だが思索的な、独特の詞の世界が圧倒的な存在感を見せる。

 ライブを終えた玉名ラーメンは「同い年ぐらいの人や、そうでない方の顔がちらちらっと見えて、今を共有しているんだなって思いました」とポツリ。「笑顔の人も、そうじゃない人もいて、いろいろ感じてもらえているのかなって」と感想を述べた。

 審査員の蔦谷は「今日来ている人は、固唾を飲んで見守るというライブを、初めて体験したんじゃないか。自分は心の中で拳が挙がってました」と興奮気味に語り、菅野は「自分と向き合わせる音楽、個人のためのダンスミュージックだなと思いました。日本のビリー・アイリッシュみたいな大物感、存在感に特別なものがある」と絶賛した。

 特別賞受賞で名前を呼ばれたときには「まさか呼ばれるとは」とキョトンとした表情を見せていた玉名ラーメン。しかし最後には「めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございました」と素直な喜びを表していた。なお、この日のライブの模様は、8月27日(火)、28日(水)の「SCHOOL OF LOCK!」(22:00〜23:55TOKYO FM/全国38局)で放送される。

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