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2019/08/02 22:36

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全国から声優を発掘する『81オーディション』熊本出身の19歳・山本真綺さんがグランプリ「初のオーディションで初の演技だったので、素直に演じることを意識しました」

『81オーディション』優秀賞・山本真綺さん(C)Deview
『81オーディション』優秀賞・山本真綺さん(C)Deview

 声優プロダクション「81プロデュース」が、毎年8月1日に開催する、新人声優発掘オーディション『81オーディション』の第12回大会の最終審査が、東京・なかのZERO小ホールで行われた。優秀賞(グランプリ)には全国2056人の応募から、熊本県出身の大学1年生・山本真綺さん(19歳)と兵庫県出身の専門学校2年生・土池悠介さん(20歳)が選ばれた。山本さんは「兄と一緒に住んでいて、今日も兄に『頑張ってね』って送り出してもらったので、受賞を早く兄に伝えたいです」と喜んだ。

 81オーディションは、新しい才能の発掘・育成や声優文化の継承と向上などを目的に2007年から、“81”にちなんで8月1日に毎年開催。書類・音源の1次審査、東京・大阪での2次審査を経て、21人がこの日の本選に出場。この日は、課題原稿の読み上げや自己PR、掛け合いの演技、質疑応答などに臨み、グランプリを含む各賞受賞者が選ばれた。

 山本真綺さんは熊本県出身の大学生。「高校で放送部の朗読をしていました。小さい頃からアニメが好きだったので、声を使った仕事に就きたいと思い、アニメの世界で活躍する声優になりたいと思いました」と応募の動機を語る。大学進学を機に上京し、初めて受けたのがこのオーディション。「周りには声優を目指している人がいなかったので、演技はまったく未経験で自己流でした。このオーディションで初めて演技をしたので、あまり色々考えずに、素直に演じること意識しました」と審査を振り返った。

 しかし、逆にクセの付いていないプレーンな声は清らかで、凛とした響きを持っており、その素材感はグランプリに相応しいものだったといえる。「緊張することは分かっていたので、楽しむことを意識しました。掛け合い審査のときは、エントリーナンバーが最後だったので、幸運なことに以前の受賞者の方と演じさせていただけました。初めて本物の声優さんの演技に触れることができて、楽しくできました」と笑顔を見せ、その素直な吸収力も審査員は評価したに違いない。

 憧れの声優は井上麻里奈。「『進撃の巨人」のアルミン(・アルレルト)の演技で何度も涙しました。私もそうやって人の心を動かせるような演技がしたいなって思っています」。そして「戦闘モノとか、カッコいい女性に憧れているので、将来は芯のある女性を演じたい」と目を輝かせる。大きな伸びしろを感じる未来の声優に期待したい。

 グランプリ受賞者は、81プロデュース付属の声優養成機関の81アクターズスタジオの特待生、特別賞は同スタジオでの準特待生としてレッスンを受けられる。なお特別賞には高畑廉太さん(20歳)、田中しおりさん(19歳)、松本大輝さん(20歳)が選ばれた。同オーディションからはこれまでに、江口拓也、原紗友里、斉藤壮馬、大久保瑠美、上田麗奈、高橋李依らがデビューしている。

 なお現在、オーディション情報サイト「デビュー」では、声優事務所の新人オーディションを特集。11社の声優マネジメント会社の募集が掲載されている。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。

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  • 『81オーディション』優秀賞・山本真綺さん(C)Deview

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  • 『81オーディション』グランプリに選ばれた(左から)山本真綺さん、土池悠介さん (C)Deview

  • 『81オーディション』受賞者の(左から)田中しおりさん、土池悠介さん、山本真綺さん、高畑廉太さん、松本大輝さん(C)Deview

  • 『81オーディション』優秀賞・山本真綺さん(C)Deview

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