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2019/07/17 22:57
木下百花、kinoshitaとして全曲自作自演で音楽活動開始 両性とのキスも衝撃的な『わたしのはなし』MVも解禁
NMB48時代は金髪、男役で黄色い歓声、ステージ上で女子とキス、百合劇場、ファンを罵倒…など、アイドルのど真ん中でアイドルカルチャーに中指を立て続けていた木下百花。その木下がkinoshitaとして自作自演の音楽活動を開始。楽曲の全てを彼女が作詞・作曲したミニアルバム『わたしのはなし』が9月4日に発売されることが決定。先行配信のリード曲『わたしのはなし』のミュージックビデオがこの程解禁された。
kinoshitaが創造した楽曲群は、関係者一同の予想をはるかに上回るクオリティを湛え、その音楽性に惹かれた十川ともじ氏が全曲アレンジ。アイドル時代のカリスマ的な美意識から想像する世界観とはかけ離れ、誰からも規定されることのない場所で、自分の内心を飾ることなくさらけ出したリリックは衝撃的だ。
解禁された『わたしのはなし』のミュージックビデオは、昼と夜、屋外と室内、「男と女」と「女と女」、相反するシチュエーションが混沌として交じり合い、両性との接吻、縛るものからの逃避…虚実ないまぜのイメージの濁流で、kinoshitaの偽らざる気持ちを浮き彫りにしている。
kinoshitaの1stミニアルバム『わたしのはなし』は9月4日発売。
■kinoshitaコメント
「私はずっと言葉足らずで、私自身を満たせたことは無かった。言葉だけが頭の中でぐるぐるずっと出てきて回り続けて口に出すのも億劫になったりしていた。他人の人間、人間の自分。関わるのが嫌になってしまう。歌詞を書くようになってまだ一年も全然経っていなくて、歌詞の中でも私の言葉は拙いけど、今まで出てきた事がなかった私がそこにあった。本当に伝えたい事を初めてそのまま伝えれるような気持ち。自分の気持ちだけで埋めた言葉を自分の作った曲に乗せて、自分の声帯を使って歌う。ややこしくて面倒で切ない私達は人間だから、生きているだけで精一杯なんです。偉いよね。」