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2019/07/10 16:21
『龍が如く 最新作』助演女優オーディション 身長170cm、24歳の女優・鎌滝えりさんがグランプリ
全世界で累計出荷本数1100万本を超える人気ゲームシリーズ『龍が如く』の最新作に出演する助演女優オーディションの最終審査が10日、秋葉原UDXシアターで行われた。1000通を超える公募の中から役を掴んだのは、24歳の女優、鎌滝えりさん。鎌滝さんは「これから主人公の春日一番と一緒に戦っていきたい」と意気込みを語った。
これまでに「キャバ嬢オーディション」で壇蜜を見出したり、セクシー女優を起用するなど、数々の企画で話題をまいてきた『龍が如く』だが、今回はメインキャラクターの1人として、新主人公・春日一番の仲間として共に闘い、成り上がる“助演女優”を探すべくオーディションを開催。
5月に行われた2次審査で、約60人の候補者から選ばれた10人のファイナリストが決定。歌唱審査、春日一番役の声優・中谷一博との掛け合いによる演技審査を経て最終審査のステージに登壇。最終審査のステージでは、ゲームのプロデューサー、クリエイター陣を前に、最後の自己PR。それそれが思いの丈を語った。
グランプリに選ばれたのは、24歳の鎌滝えりさん。170cmのスレンダー美女で。モデル、女優として活動してきた。グランプリ受賞後の囲み取材では「これから収録がはじまり、春日一番と芝居できる日々がはじまります。声のお芝居は難しいと思うのですが、楽しみです」と受賞の感想を語る。そしてここまでの審査について「今まで受けた中で、一番みんなが楽しくやらせていただいたオーディションでした。中谷さんとの掛け合いのお芝居ができて、勉強になることばかりでした」と振り返った。
「私がインドアで、引きこもっていたときに、姉の隣で一緒に『龍が如く』をプレイしていました」といい、女優の活動を始めたのも姉の勧めだったという。「全く人と目を合わせられなかった私でしたが、芝居を始めたことで全てが変わりました」という鎌滝さんも、『龍が如く』と芝居によって救われた一人だ。
名越稔洋総監督は「お話の仕方を聞いても分かる通り、自然体の、まさに女優さんだなという人。彼女の空気感や存在感に惹かれるものがありました。完成された魅力の方もいますけど、今回は作品自体がゼロスタートなので、何も決めつけずに、我々と一緒に作って行ける人のほうが嬉しい」と合格の決め手を語った。
これまでハードな役も演じてきたという鎌滝さん。『龍が如く』の世界で女優としてさらなる開花が期待される。なお今回、ファイナリストに有望な女性が多かったため、審査員特別賞が急遽設けられた。審査員特別賞には、宮越愛恵さん(26)、里々佳さん(24)、沢すみれさん(24)、柳いろはさん(28)がそれぞれ選ばれた。