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2019/07/01 19:01
アイドルカレッジ発の新チーム「HOP-PAS」 世界に向けた楽曲を携えYouTuberとしてもワールドワイドな活躍を目指す
10年目を迎えたアイドルカレッジから、新チームとして誕生したHOP-PAS(ホッパス)が、スウェーデンの人気作家(Viktor Brodin / Sebastian Berglund)の書き下ろした新曲『LOVE TALK』でデビューを果たす。世界標準の楽曲を携えて、ワールドワイドに活躍できる可能性を求め、アイドルの範疇を超えて、常に話題を提供できるエンターテインメントグループとしてYOUTUBE等でも活動してゆく。そんなユニットが抱く「希望」について聞いた。
グループ名はスウェーデン語のHOPPAS(ホーパス:希望)に由来。またHOP(跳ねる)、PAS(ステップ)には、HOP-PASが贈る曲とライブパフォーマンスにおけるコンセプトも秘められている。メンバーはSALT(石塚汐花)、SHRIM-P(海老原優花)、JULIA(冨田樹梨亜)、ANJU(河東杏樹)、MOON(今野穂乃花)、SORA(田口空)、PRINCESS(小淵妃乃)、R.E.O(白形れお)、NAME(高橋なみ)、LINA(内藤里奈)の10人で構成。この日はそのうちの6人にインタビュー。
■HOP-PASインタビュー
――アイドルカレッジの派生ユニットと聞きましたけど、『LOVE TALK』を聴いたら全く新しいグループかと思いました。
【SHRIM-P】「このグループになって、私はエビちゃんではなくSHRIM-Pという名前で活動するんですけど、ライブだけでなく、いろんな場面で身体を張って、全てをお届けしたいと思っています。もうアイカレの自分とは別物で、違うジャンルで攻めていきたいと思っています。曲調的にもアイカレっぽくなく、海外向けだったり、ちょっとK−POP寄りだったりするので、いろんな客層を狙っていきたいです」
【NAME】「私はアイドルカレッジに加入してまだ新しいメンバーなんですけど、HOP-PASSが初めてのチームなので、すごく緊張して、どうして行くか迷っていたんですけど、バカになろうと! これから身体を張っていろんなことに挑戦していくので、自分が一番楽しまないといけないので、そのためにはバカになろう、自分の思うがままにやって行きたいと思っています」
【SALT】「リーダーのSALTです。今回のチームはこれまでのアイカレのチーム形態とは全然違います。アイドルカレッジは王道を行くグループと言われていますし、自分の中でのアイドル像があって、王道を生きてきたんですけど、HOP-PASSでは個人名も変わるので、普段破れなかった殻を破ったり、アイカレでは出来なかった曲調に挑戦したい。そこで得たものは、またアイドルカレッジに持って来れると思うので、新しいことにどんどん挑戦したい。今回リーダーと言う立場になるのは初めてて、いつもは自分で頑張っていくぞみたいなタイプだったんですけど、これからはもっとチームのため、メンバーのためにも、先頭に立っていろんなことを切り拓いていけるような強い存在になりたいと思っています」
【MOON】「MOONです。顔が丸いからです! HOP-PASSは“1%の可能性に賭ける”ことをモットーにしているんですが、今までアイカレがやってこなかった挑戦もいろいろあって、不安もあるんですけど、その1%に自分の全部を賭ける気持ちで頑張りたいです。あと、MOONはお月様なので、HOP-PASSみんなを丸めていけるように…」
【SHRIM-P】「“照らしていける”じゃないの?」
【MOON】「照らしていけるように頑張ります(笑)」
【LINA】「私はNAMEと一緒で初めてのチームなんですけど、今回はアイカレから分かれるという感じではなくて、全く別物が始まるという感じなんです。一からのスタートだから、新しく入ったからといって先輩に頼り切らず、自分が出来る精一杯を出して、もっともっとHOP-PASSという名前を広めて、大きくしていって、アイカレという名前に負けないぐらいのグループになれたらいいなって思います」
【JULIA】「私はアイドルを始めて結構長いんですが、今回のグループでは、入って来た順番とか関係なく、10人の絆を強くして一から作って行きたいと思っています。長くやっていると、いろいろと出し切ったと感じる部分もあります。でも、さらにもう一皮剥けて、こんな部分もあったんだと、違うところを見ていただけるように頑張っていきたい。HOP-PASSを観た方からは“アイドルじゃないんだ!”って感想を言われるんです。だから『アイドルじゃない』という気持ちで、殻を破って行けたらいいなって思っています」
■「『LOVE TALK』はちょっと背伸びした大人びた曲」
――デビュー曲『LOVE TALK』からは、ワールドワイドなガールポップの香りがします。それぞれ曲の印象を教えてください。
【SHRIM-P】「最初に仮歌を聴いたとき、歌詞が英語だったので、“英語来たか!”ってアワアワしちゃったんですけど(笑)。和訳された歌詞は、最初から“今夜連れだしてよBOY”みたいに、男の子を誘うような、ちょっと背伸びした大人びた曲になっているので、ちょいとセクシーな感じでお届けしたいなって思っています」
【NAME】「最初にこの聴いたとき“K-POPやん! めっちゃ可愛い!”と思って。これからの活動が楽しみになりましたし、これまでアイカレでは聴かない曲調だったので、ワクワク感が高まりました。自分が歌うという感覚よりも、普通にリスナーとして曲を楽しんじゃいました」
【SALT】「聴いた瞬間に、新しいジャンルへの挑戦だなと思いました。アイドルカレッジでは盛り上げることを第一に考えていたところがあったんですけど、この曲をライブで作り上げていくなかで、ちゃんとパフォーマンスを観てもらうことが、この曲の届け方だなって感じるようになって。歌詞には大人っぽいところもありながら、みんなのそれぞれの良さが歌に入っていることが分かりますし。この曲をきっかけに、ワールドワイドに知っていただいて、ちゃんと好きになってもらえる曲に仕上げていきたいなって思います」
――ライブでのファンの皆さんの反応はいかがですか?
【SALT】「“アイカレでは聴かない曲だよね!”っていう声が多くて。耳にも残るフレーズが多いので、一回聴いただけで口ずさんでくれたり、振り付けを真似してくれたりするので、やっぱりキャッチ―なんじゃないかなって思ってます。聴きどころは、じゅりさんの“あなたもう帰るの?”みたいな、あまーいセリフみたいなところです(笑)」
【JURIA】「2番のAメロです(照)」
【MOON】「アイカレは王道の可愛いアイドル曲が多かったので、この曲は大人っぽいから、ほのかが歌ったらヘンな感じになっちゃうかなって思ったんですけど。歌詞は大人っぽいけど、曲や振り付けは真似し易かったり、可愛い感じなので、ギャップ萌えをみてほしいな。後は、普段あまりアイドルソングを聴かない女の子にも聴いてもらいたいです」
【LINA】「“バン・バン・バ・バン♪”みたいなフレーズが繰り返し出てきて、すごく耳に残るし、アイドルの聴かない人にも、幅広い年代に聴いてもらえる曲。イントロだけで、聴いたことある!って思ってもらえるぐらい、この曲を知っている人を増やしたい。振り付けも簡単なので、友達と一緒に踊ったりして楽しんでもらいたいですね」
【JURIA】「今、K-POPがすごく流行っているので、この曲も絶対にイケるなって確信しました。初のシングルですごくいい曲をいただいたなって思います。耳に残りやすいフレーズもたくさんあるので、一緒に歌ってほしいと思うし、TikTokとかでもどんどん使っていただきたい。いろんな楽しみ方で広めていってもらいたいと思います」
【SALT】「じゅりさんのパートでは毎回歓声が起こりますもんね! じゅりさんがノッてるときはもうすごいですよ!」
【JURIA】「やだ、ハードル上がってる(笑)。ちょっとセリフっぽい歌詞なので、ライブによって言い方を変えみたりしてるので、今日はどんなのかな?って、聴きに来てくれたらうれしいです」
――手だけで真似しやすい印象的な振り付けが多いので、ライブも楽しそうです。
【JURIA】「『LOVE TALK』に掛けて“L”と“T”を作ってるんです。可愛いポイントだと思うので、一緒に踊ってほしいなと思います」
【SALT】「メンバーがいろんなところでセリフとかをチョコチョコ言ってたりするので、よく一人一人の声を聴いて、ずっきゅんやられてくれたら! 一緒に声を出して歌ってくれたり、踊ってくれるのもいいんですけど、観ていてもキュンキュンしちゃうようなパフォーマンスを届けるので、皆さん酔いしれてもらっちゃって大丈夫です」
【SHRIM-P】「ライブでちらほら見かけるんですけど、ANJUの“もっともっとBABY BOY”という高音のパートを、ファンの方が気持ちよ〜く一緒に歌ってるんですよ。確かにそのパートは気持ち良くて、聴いててもテンション上がるんですけどね。そういう楽しみ方もあるんだなって思って」
【SALT】「一緒に気持ち良く歌っちゃいましょう(笑)」
――そしてアイカレの名曲『紺碧とオレンジ』がHOP-PASによって音源化されるという。
【SALT】「HOP-PASSバージョンということで、改めてHOP-PASメンバーの声で録っていただきました。フォーメーションも普段のアイカレとは違うバージョンで観れます」
【JURIA】「私が出演させていただいている『劇場版現代怪奇百物語 壱之章』というホラー映画のエンディングとして流れます。実際に観たんですけど、すごく怖い話が続いた後に、いきなりドラムのイントロが始まって、すごく不思議な空間でした(笑)」
【SALT】「怖くなっても、最後はみんなで踊っちゃえー!って感じ」
【JURIA】「ちゃんとラップの部分も使われてるので、なんなんだろうって(笑)」
【SALT】「デビューシングルでいきなりそんなタイアップをもらえるのは嬉しいですし、怖い映画の後に聴いたら、よけいに印象にも残るんじゃないですか。ライブでは、みんなでHOP-PASSポーズでラップをしているので、ライブ会場でも楽しんでもらいたいですね」
――書き下ろしの新曲『HANDS UP』も可愛らしい曲です。
【MOON】「どんぐりの歌なんですよ、アレ。サビの“どんぐりころころ”の部分では、大きなどんぐりを手でコロコロ転がすような振り付けがあるので、マネして踊ってほしい。後は“おっとおっと”っていうところも、こうやっておっとっとってなってる振りなので…」
【SALT】「今、必死に手でやってるけど、文字で伝わるかな?」
【MOON】「それはライブを観に来てもらって、一緒にやってもらいたい!」
【JURIA】「“どんぐりころころ”の振り付けは、メンバーが上手と下手に分かれて進んで行くので、それをファンの皆さんと一緒にできたら面白いと思うんです」
【SHRIM-P】「NAMEちゃんとか、横で見ててもすっごく楽しそうに踊ってるよね」
【NAME】「すごく表情付けてます! すっごいおちゃめな曲だよね」
【SALT】「『LOVE TALK』や『紺碧とオレンジ』は、歌やダンス、パフォーマンスで見せていくんですけど、『HANDS UP』はファンの人が参加して初めて楽曲になるという感じ。私たちもみんなでわちゃわちゃ遊んでるので、クラップをしてもらって、みんなで遊んでもらいたいです」
――そして、なんとHOP-PASメンバーはYouTuberとしても活動するとか。
【SALT】「アイドルカレッジとしてホノルル駅伝に参加したんですけど、空き時間にいろんな動画の撮影をしました。準備はかなり進んでいるんですが、そんなことは全然におわせてないですし、まさかYouTuberをやるなんて、ファンの方は1ミリも思ってなかったはず。何であんなヘンなことをしてたのかな?とか思ってたことはあるかと思うんですど、いろんな企画に挑戦していくので。
【SHRIM-P】「いろんな動画を撮ってるんですけど、もう“怖くて見れない!”というぐらいのことをやっているので(笑)。これからも期待して行ってほしいです。もはやアイドルではないと思います」
【SALT】「“アイドルがこんなことをやって…”みたいに思われちゃうかも知れないんですけど、一つ分かってほしいのは、HOP-PASSの私たちはもうアイドルじゃないので、YouTuberとして楽しんでいただけたらなって思います。アイカレのファン以外の方にも受け入れてもらえるように、身体を張って、相当な覚悟をもってやっていくつもりです」
HOP-PASの新曲『LOVE TALK』は7月2日発売。なお2019年7月1日19時からHOP-PASチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC62bBGNqX2T5itznrr6Mfag)
にて毎日動画を投稿。そして現在アイドルカレッジは新メンバーを募集中。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。