東日本大震災復興のために、声優による朗読オーディオブックを配信し売上を寄付するチャリティー企画「文芸あねもねＲ」が、11月2日（土）〜3日（日・祝）に高知市文化プラザかるぽーとで開催される四国最大級の漫画の祭典「まんさい―こうちまんがフェスティバル2019」に初参加することが決定した。

　「文芸あねもねＲ」は、2012年3月に新潮文庫から出版された、東日本大震災の復興支援のために書き下ろされた物語を集めたチャリティー短編集『文芸あねもね』を、この趣旨に賛同した声優・井上喜久子と田中敦子、そして彼女たちが声をかけた人気声優が朗読し、定期的にオーディオブック「文芸あねもねR」として配信したり、被災地・石巻にてイベントを行ったりするプロジェクト。過去の作品もCD化して販売し、売上を復興支援のために全額寄付している。

　「まんさい」の初日2日（土）には、この活動の主宰者で声優の井上喜久子と田中敦子によるトークショーを中心にしたステージイベントを、3日（日・祝）には、二人が実際に物販店頭に立つCDの手売りを予定。ステージイベントへの参加方法やブース情報は、文芸あねもねＲ公式サイトにて順次発表するという。