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2019/06/14 09:01

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飯島寛騎&鈴木勝吾W主演の舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』幕開け、「愛を持って挑んでいきたい」と意気込みを明かす 

舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』キャスト(左より)葉山昴、中島早貴、飯島寛騎、鈴木勝吾、田中健(C)Deview
舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』キャスト(左より)葉山昴、中島早貴、飯島寛騎、鈴木勝吾、田中健(C)Deview

 北川恵海によるベストセラー小説を原作とした舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』が、13日に東京・CBGKシブゲキ??にて開幕。それに先駆けて公開ゲネプロが行われ、W主演の飯島寛騎(男劇団 青山表参道X)と鈴木勝吾らキャストが囲み取材に出席し、意気込みを語った。

 原作は、第21回電撃小説大賞 メディアワークス文庫賞を受賞し、2017年には映画化もされたベストセラー小説「ちょっと今から仕事やめてくる」。今回、初の舞台化にあたり、脚本をONEOR8の田村孝裕、演出を深作健太が担当。「ブラック企業」「長時間労働」「パワハラ」などの社会問題を通して、実社会の真っ只中で必死に生きている若者たちの姿をユーモアや切なさを交えて描く。

 ゲネプロ前の囲み取材には、W主演の飯島と鈴木をはじめ、中島早貴、葉山昴、田中健のキャスト5人が登壇。ブラック企業で働く若手社員・青山隆を演じる飯島は、「現代社会の問題であるパワハラやブラック企業や働き方改革など、そういう壁に立ち向かっていく若者の話です。周りの方々の支えもあり、厳しい教えもあり、それを乗り越えていく青山の姿をぜひ楽しみにしてもらえたら」と呼びかけ、「一つひとつ愛を持って作品に挑んでいきたいと思います」と意気込む。

 青山を救う謎の男・ヤマモトを演じる鈴木は、自身の役柄について「みんながスーツ姿の中、なぜヤマモトだけはアロハシャツなのかなど、役柄の説明と言ってしまうと(ネタバレになるから)語れないことが多くて……。一つ言えるのは、主人公の青山に寄り添う役であり、助ける役であり、救い救われる友達、親友、兄弟のような役です」と説明し、「ぜひ劇場で、なぜ僕がこんな格好なのか、ヤマモトがどんな役なのかを見て確かめていただけたら嬉しいです」と明かす。

 今回が初共演となるW主演の二人。お互いの印象について聞かれると、飯島は「1ヵ月の稽古を通して、何でも思ったことを迷わず言ってくれる方だなと。良くも悪くもですけど(笑)」と笑いを交えつつ語ると、鈴木からは「“良くも”で終わっておけばいいじゃん!」とツッコミを受ける。そして、「でも、そういう風に言ってくれるので、わかりやすかったですし、頼りになる兄貴分だなって感じています」と笑顔を見せた。

 一方の鈴木は飯島に対して、「この年代ならではの若者らしい真っ直ぐさと情熱がすごくあって、自分の哲学を持っている子だなというのが第一印象だった」と述べ、「稽古場入ってからは、毎日誰よりも早く稽古場に来て、セリフの練習をしたりしていて。舞台の経験が浅いという部分を自分でカバーしていく姿とか、1ヵ月間見ていてすごくたくましい役者になったなと感じました」と称賛。そして「良くも悪くもいい後輩です(笑)」と飯島のコメントに被せつつ笑いを誘う。

 青山が唯一尊敬する会社の先輩・五十嵐を演じる中島は、今回のキャストの中では紅一点。「誰一人心閉ざすメンバーがいない。みなさん、お芝居についてストレートに言い合う仲間なので、“今日の自分はここが良かったんだな”っていうのを1日1日確認できましたし、とても素敵なチームだなと思います」とカンパニーのチームワークの良さをアピール。

 飯島の幼なじみ・岩井を演じる葉山は、「僕が演じる岩井は、原作の小説にはあまり描写がなく、映画版にも登場しない人物なのですが、今回の舞台版で脚本の田村さんと演出の深作さんに岩井という役を広げていただきました」と述べ、「青山の幼なじみということで、無意識の中で青山にコンプレックスを与える役どころになっています」と自身の役柄について語る。

 最年長キャストであり、青山を叱責する上司・尾高を演じる田中は、小説、映画版、舞台版それぞれエンディングの描き方が違うことについて触れ、「僕は舞台版が一番良い終わり方をしているんじゃないかなと思う」と自信をのぞかせ、「僕だけ年上で高齢者ですが(笑)、若い人たちとやるって良いですね。とても良いチームワークでできていると思います」とコメント。

 それに対して葉山は「大先輩なので、最初は怖い方なのかな?と思いながら稽古に入ったんですが、とても優しく接してくださって。最初からそういう空気を作ってくださったので、今は仲良くやっています」と話しつつ、「最近ではたまにタメ口きいてるもんな!」とジョーク交じりに中島に振る。すると中島は慌てて「してない、してない!!」と必死の否定で笑いを誘い、息ぴったりの掛け合いで場を盛り上げていた。

 舞台『ちょっと今から仕事辞めてくる』は、6月13日(木)〜23日(日)までCBGKシブゲキ!!にて上演。なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、本作でヤマモトを演じる鈴木勝吾のインタビューを掲載中。本作への想い、初共演となる飯島の印象、さらには、俳優デビュー10周年&30歳という節目を迎えた彼が役者人生で転機になったこと、そして「生きる意味を見失った」という過去の挫折やそれを乗り越えたきっかけなどを語っている。

関連写真

  • 舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』キャスト(左より)葉山昴、中島早貴、飯島寛騎、鈴木勝吾、田中健(C)Deview

  • W主演を務める飯島寛騎(左)と鈴木勝吾(右)(C)Deview

  • 青山隆役:飯島寛騎(C)Deview

  • ヤマモト役:鈴木勝吾(C)Deview

  • 本番への意気込みを語る飯島寛騎(左)と鈴木勝吾(右)(C)Deview

  • お互いの印象を聞かれ、笑顔で目を合わせる飯島寛騎(左)と鈴木勝吾(右)(C)Deview

  • 五十嵐役:中島早貴(C)Deview

  • 岩井役:葉山昴(C)Deview

  • 尾高役:田中健(C)Deview

  • 意気込みを語るキャスト陣(C)Deview

  

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