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2019/06/06 22:21

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崎山つばさら若手俳優5人がTEAM NACS”伝説の名作”に挑む、舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』開幕

舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』キャスト陣(写真左より)株元英彰、磯貝龍乎、崎山つばさ、鈴木裕樹、木ノ本嶺浩(C)Deview
舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』キャスト陣(写真左より)株元英彰、磯貝龍乎、崎山つばさ、鈴木裕樹、木ノ本嶺浩(C)Deview

 舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』が6日、品川プリンスホテル ステラボールにて開幕。初日公演に先駆け、公開ゲネプロが行われ、崎山つばさ、鈴木裕樹、磯貝龍乎、木ノ本嶺浩、株元英彰が囲み取材に出席し、本番への意気込みを語った。

 本作は、2004年にTEAM NACSが、初の歴史ものにして、初の東京進出作品として上演したものを、TEAM NACS SOLOPROJECTでも縁の深い福島三郎氏が脚色・演出を担当し、平均年齢30歳の実力派若手俳優5人をキャストに迎えて上演する。幕末の新選組と長州藩との確執をテーマに、歴史に残らなかった者たちの大義を綴ったストーリー。2004年の初演の際、たった5人で演じ分けられる、チョンマゲも本格的なチャンバラもない表現で、歴史の偉人を現代に生きる若者の姿に重ねた演出により、多くのファンの心を打った。

 キャストには、ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめ、ドラマや映画などで活躍中の崎山つばさが主演を務め、過去に戸次重幸が演じた「シゲ」役に挑戦。また、鈴木裕樹はかつて大泉洋が演じた「土方歳三」を、磯貝龍乎は森崎博之が演じた「近藤勇」を、木ノ本嶺浩は音尾琢真が演じた「沖田総司」を、株元英彰は安田顕が演じた「芹沢鴨」を踏襲する。

 座長の崎山は「今回はTEAM NACSさんの作品ということで、稽古の中で、TEAM NACSさんを尊敬しつつも、自分たちでできる『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』というものを突き詰めてやってきました」と述べ、「この5人の世界観が稽古場で生まれて、あとは劇場でやるのみ!です。 僕らが演じる5人の葛藤に注目してもらえたら」と意気込みを語る。

 5人だけの芝居ということで、様々な役を演じ分けているキャスト陣。鈴木は「舞台上に、男5人だけしか出てこない芝居なので、一人あたり何役やるんだろう?っていうくらい、たくさん演じています。そこも見どころになると思うので、ぜひお楽しみに」とアピール。磯貝は「早替えとかもすごい速さでやったり、普段生活している中では考えられないことをやるので、僕は今、不安でしょうがないです」と心境を打ち明けつつ、「でも、この5人で良かったなと思うのは、どれだけミスをしてもカバーしてくれる…そんな気持ちでいっぱいです」とコメント。

 もともとTEAM NACSのファンだという木ノ本は、「時代が変わって、幕末の熱い男たちの物語を演じるということに、すごく巡りあわせを感じています」と語り、「自分たちが楽しく演劇をしていると、お客様にも必ず楽しんでいただけると信じてやっております。とにかく我々が楽しんで演劇に打ち込んでいる姿をお届けできれば」と決意を新たにする。

 株元は「TEAM NACSさんの良いところは踏襲しつつ、だけどこの5人だからこそできる『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』に仕上がったと思います」と自信をのぞかせ、「この作品はお客様が入って初めて完成する部分がかなり大きいので、お客様のリアクションがとにかく楽しみですし、ワクワクがとまらない。ぜひ、期待を胸に劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」と声を弾ませた。

 男性キャスト5人だけの舞台ということで、稽古場は和気あいあいとしていたそうで、株元が「ほぼ毎回、5人全員で集まって稽古をしていて。みんなで最初にラジオ体操やって、ゲームやって、そこから稽古をやっていました」と明かすと、木ノ本は「年代がみんな近いっていうのもすごく助かった」と笑顔を見せる。

 磯貝は稽古前に行われていたゲームについて触れ、「仲良くなるためだったり、お互いを知るためにゲームをやっていたのですが、それぞれの性格がとても出ていた」と話しつつ、「“ホント、性格悪いんだな、コイツ”とか、“よく考える人、策士だな”とか、“こいつ何も考えてないな”とか、いろいろと見えて、より仲良くなれた(笑)」とショークを織り交ぜながら稽古場エピソードを話し、笑いを誘っていた。

 また、物語の舞台が“幕末”ということにちなみ、「この5人でタイムトリップして違う時代に行くなら、どんな芝居をやりたいか」と聞かれると、磯貝は「原始時代かな。携帯もない、火をつけるものもない。そんな中で僕たちは何ができるのか…。まずは火を起こして、理科で習った、うすっぺらい科学の知識で電気を作ったり、切磋琢磨していろんなものを乗り越えていくっていうのはどう?」と提案すると、「それ、原始時代じゃなくてもいいんじゃない?」(崎山)、「その舞台、楽しい?(笑)」(株元)と、ほかのキャストからは総ツッコミ。

 さらに、崎山が「TEAM NACSさんの結成の話とかやってみたい」と発言すると、北海道出身という磯貝は「初めて大泉洋さんを見たのが、『どさんこワイド』という番組で。大泉さんが、黒いセーターを着て、乳首のところに穴を開けて、夕方5時に出てきたんです」というエピソードを告白し、「そのお兄さんが、まさかこんな大スターになられて…同郷としてすごく誇らしいです!」と満面の笑みを浮かべていた。

 そして、本作について崎山は「15年の時を経て、現代でまた上演するということは、とても意味のあることだと思います」と述べ、「お客様には、気負いせずに、腹を抱えて笑うところは笑って、泣けるところは泣いて、自由に楽しんでいただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
 
 舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』は、東京公演が6月6日(木)〜9日(日)まで品川プリンスホテル ステラボールにて上演され、大阪公演が6月15日(土)、16日(日)に森ノ宮ピロティホールにて上演される。なお、本公演のDVD・Blu-rayが11月1日に発売されることが決定。

関連写真

  • 舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』キャスト陣(写真左より)株元英彰、磯貝龍乎、崎山つばさ、鈴木裕樹、木ノ本嶺浩(C)Deview

  • 舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』ゲネプロ(C)Deview

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  • 舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』ゲネプロ(C)Deview

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