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2019/05/27 21:34
赤澤遼太郎「目指せ紅白! 目指せ武道館!!」と宣言、2.5次元俳優で結成された”TFG”が初ファンミーティングを開催
2.5次元舞台などを中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7人で結成されたアーティストグループ「TFG」が27日、渋谷WWWXにて、初のファンミューティングを開催。イベント直前には、メンバー7人で記者会見に臨み、デビューシングル『My dear Summer』(7月17日発売/ビクターエンタテインメント)の初歌唱、さらには、2ndファンミーティングの開催を発表した。
「TFG」は『Touchable FraGrance』を由来としており、直訳すると“触れることのできる香り”。ヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、すなわち「五感」全て刺激をする、業界では初となる「感覚」をコンセプトとした新感覚のアーティストグループ。担当カラーに加え、担当フレグランスを持っているのも特徴の一つ。
7月17日にリリースされるデビューシングル『My dear Summer』の作詞を手がけるのは『君のすべてに feat. JUJU』などのヒット曲を持つ音楽ユニット「Spontania」のメンバー・Tarantula氏。作曲・編曲は、数々のアーティストに楽曲を提供しているDR. SWINGとCHEVY LEGATOによるプロデューサー・デュオ「T2H -Tokyo Trap House-」。両者のSound Fragranceで、TFGの個性を活かし、グルーヴ感溢れるパーティーチューンに仕上がっている。
同楽曲について、健人は「最初に聴いたときに、とても乗りやすい曲だなと思いました」と感想を述べ、「これだけ乗りやすい曲なのに、ガツガツせずにオシャレな感じが僕は好きで。レコーディングしてみんなの声が合わさった、その完成版を聴いたときにすごく感動を覚えました。これからそれをみなさんに聴いていただけるんだなって楽しみです!」と喜びを噛み締めた。
メジャーデビューが決まった際、「最初は不安だった」と明かした前川。「普段、役者として生活している僕たちが、アーティスト活動するためにはどんな挑戦をしないといけないのか…という気持ちでいっぱいいっぱいでしたが、今は僕らなりに精一杯、みなさまに応援していただけるよう、大きなコンテンツにしていきたいと思っています」と決意表明。それぞれ役者として活動しているため、全員揃っての練習が困難だったそうで、桜庭は「舞台の本番中だったメンバーもいたので、なかなか全員で集まれる機会を作れなくて。空いているメンバーだけで集まって、1日でも多く練習できる日を作って、たくさん練習してきました」と振り返る。
この日の1stファンミーティングは、チケットの一般発売わずか1分で即完売したそうで、大好評を受け、2ndファンミーティングがメジャーデビュー日の前日である7月16日(火)に開催されることが決定。堀田が「こんな一瞬でチケットが売れるなんて、感動ですよ! みなさんにお会いできるのが楽しみで仕方ないです」と声を弾ませると、赤澤も「メジャーデビューする前のお披露目イベントで、こうやってチケットが即完売するって、正直、信じがたい」と話しつつ、「でも、ある意味覚悟が決まりました。それだけたくさんの方々が僕たちに期待してくださっていると思ったので」と力強くコメント。
今後の目標については、坂垣が「まだスタートしたばかりですが、目指せ(日本)武道館です!」と明かし、「 そこを目指して、今日の1stファンミューティングも大成功を収められるよう、頑張りたいと思います!」と意気込む。さらに、"2.5次元"繋がりで、昨年末の『NHK紅白歌合戦』に、ミュージカル『刀剣乱舞』の"刀剣男士"が出演した話題が飛び出すと、坂垣は「もちろん(紅白出場も)目標に入っています。そのほか、有名な音楽番組にも出たいですし、そのためには一人ひとりが一歩一歩スキルアップをしていかないといけないと思うので、気合いを入れて臨みたいと思います」と気を引き締め、赤澤は「目指せ紅白! 目指せ武道館!!」と宣言した。
また、千葉の海岸で撮影したという『My dear Summer』のミュージックビデオについて話が及ぶと、堀田が「天気が曇りがちだったんですが、僕の出番になった瞬間、すごく晴れて…。晴男だとすごく言われた」と明かすと、赤澤は「他のみんなは曇りだったのに、怜央くんだけカンカン照りで。一人だけ”晴れが強すぎるから”っていう理由で、録り直しになっていた」と撮影エピソードを告白。
レコーディングついては佐藤が「Tarantulaさんも居てくださり、細かくこだわってくださって、何回も納得いくまでレコーディングさせていただきました」と回顧。すると前川が「一番、時間がかかったのは僕だって聞きました」と苦笑いしつつ、「やっぱり歌唱的な熟練度の低さがあって…。でも、そこを妥協することなく、厳しい目で追求してくださったので、楽曲がさらに良くなっているという自信があります!」と胸を張る。
そして、ファンへのメッセージとして、健人が「アーティストという新たな道を進ませていただきます。やるからには全力で臨みます!」と述べ、佐藤は「TFGでの活動では、役を通してではなく、僕達自身が発信していくことになるので、ありのままの僕たちを見せることができると思います。末永く応援してもらえたら」とコメント。
前川は「僕らは誰一人としてアーティストとしての経験があるわけではなくて、素敵な製作陣・スタッフの方々に恵まれつつも、ゼロからといわざるを得ない状況です。そんな僕らがファンの皆様の前でパフォーマンスをするということは、とても責任が大きく、そして幸せなことだと思っています」と語り、「ゼロから作り上げる過程を、みなさまも一緒に見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。