海外トレンド、セレブカジュアルを取り入れた女性ファッション誌『GLITTER』（トランスメディア）が、アジア・中東・アメリカ・ヨーロッパなど「ハーフ」の女子で結成された専属モデル「IT HALFYS（イット・ハーフィーズ）」の第2回オーディションを開催。このオーディションにあたり、ハーフィーズのメンバーであるSAYURIとSHIORIの双子の姉妹にインタビュー。日系ブラジル人の母親とペルー人の父親を持ち、6歳から日本で育った2人にハーフの女子たちに向けてエールをもらった。

　現在も誌面で活躍中の“ハーフィーズ”の次世代メンバーを現在募集中。合格者はプロのモデルと一緒にさまざまなファッションページに出演することはもちろん、連載企画『JunJun’s Make up』のモデルに抜擢。さらにGLITTER主催のイベントやブランドのパーティにも参加できるなど、多彩な活動が待っている。

■インタビュー／上村サユリ＆上村シオリ

――ハーフィーズに応募したきっかけは？

【SAYURI】「モデルにすごく憧れていたから！　特にモデルのベラ・ハディットとジジ・ハディット姉妹は小さい頃からすごく憧れています！」

【SHIORI】「あと実は、テレビ番組の『America’s Next Top Model』に出て、自分たちも夢を叶えたいと思って応募したこともあります！　それくらいモデルになりたいとずっと思ってきました」

――『GLITTER』専属モデルの活動の中で印象に残っていることは？

【SAYURI】「編集長さんからのアドバイスです。撮影中の顔の角度とか、顔のむくみを取るマッサージを教わったり、毎回違うアドバイスをいただいて一個一個大事にしています！」

【SHIORI】「撮影ではいろんなクリエイティブに挑戦して、自分でも知らなかった一面を見つけることができたりするのが、とっても楽しいです！自分たちが成功するためのステップだと思って一つひとつ大切にしています」

――専属モデルの活動のなかで、変化や成長を感じたことを教えてください。

【SHIORI】「自分の個性やスタイルが分かるようになって、自分の見せ方がだんだんと分かってきたことです。『GLITTER』はファッションだけでなくライフスタイルも発信しているので、私たちのパーソナルな部分も表現することができました」

――育ってきた環境が自分のパーソナリティーに与えた影響で強く感じることは？

【SAYURI】「ブラジルの熱いテンションとペルーのさわやかな性格、そして日本の礼儀正しさが私たちのパーソナリティーを作ってくれたと思っています」

――これまでの生い立ちで大変だったことはありますか？

【SAYURI】「今までハーフで嫌だったことはないですが、大変なことはたくさんありました。例えばコミュニケーションを取るとき、相手の言っていることが全然理解できないときはとても辛かったです。でも小さい頃からの辛い思いを乗り越えてやりきることが出来たから、今では出来ないことはないんだって、頑張れば絶対成功するって思っています」
――「ハーフあるある」があれば教えてください。

【SHIORI】「言語を混ぜて話すこと！　私たちは3ヵ国語話せるので、余計に混ぜて話します(笑)」

――上村姉妹にとってお互いはどんな存在ですか？

【SHIORI】「私たちはいつも“二人で一つ”って言っています。それは自分が持っていないモノを相手が持っているからです。だからお互いにそれぞれの魅力があって、二人で居たら何も怖くないって思っています」

――上村姉妹がファッションスタイルで大切にしていることは何ですか？

【SAYURI】「私たちは美しくてセクシーさのある女性を目指しているので、自分たちをそうやって見せてくれる服を着るようにしています」

【SHIORI】「あと2人でこだわっているのは、何かしらお揃いの物を着るようにしていることです！」

――今後の活動の目標は？

【SHIORI】「これから日本の方にもっと知ってもらいたいです。私たちはハーフで、双子です。生まれ持ったパーソナリティーを活かして、いろんな人から注目される二人になりたいです」

【SAYURI】「モデルの活動を通して、私たちしか持っていない世界観について、自分達でも少しずつ分かってきました。そんな世界観を日本、そして世界へと表現していく仕事ができるようになりたいです。そのために全力でいろんな挑戦をしてみたいです！」

――これから「ハーフィーズ」に応募したいと考えている女子に向けて、背中を押すようなメッセージをお願いします。

【SAYURI】「自分の夢であったら自信満々で頑張るべき！　自分の敵は自分だけだから、諦めず最後までやりきってください！！」

　第2回GLITTER 専属モデル「IT HALFYS」オーディションの応募資格は12歳から35歳、ハーフもしくはミックスで日本語が理解できる女の子。応募の方法はオーディション情報サイト