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2019/03/04 12:30
「アドレナリンリン!」アップアップガールズ(2)、3人の個性派新メンバーを迎えた9人体制にパワーアップ
6人組アイドルグループ・アップアップガールズ(2)(高萩千夏/吉川茉優/鍛治島彩/橋村理子/中川千尋/佐々木ほのか)の新メンバーオーディションの「途中報告会」が3日、AKIBAカルチャーズ劇場で行われ、新メンバーとして新倉愛海(15歳)、森永新菜(17歳)、島崎友莉亜(16歳)の3人がお披露目された。
昨年12月からスタートした、アップアップガールズ(仮)の妹分グループ、アプガ(2)の新メンバーオーディション。「途中報告会」と銘打たれていたが、現在のアプガ(2)メンバーが発表される際にも、そのような“フェイント”をかけられていたため、現メンバーも、見届け人として参加したアプガ(仮)のメンバーも、そしてファンも、新メンバー登場の期待に胸を膨らませる。中川は「私も、ついこの間だったんでもうドキドキです」と興奮し、リーダー・高萩は「私たちも(仮)姉さんに振り付けを教わってオーディションを受けたので、その時のことを思い出すと、感情移入して泣きそうです」と緊張感を高まらせた。
1人目に発表されたのは、神奈川県出身の中学3年生・新倉愛海(にいくら・あみ/15歳)。発表のVTRのなかでも大泣きしていた新倉は、涙を流しながら「自分の泣いている映像を見て自分で泣いちゃって…(笑)。こんなにたくさんの人に見ていただいて緊張するんですけど、メンバーになれたことが嬉しいし、これから頑張らなきゃいけないことがいっぱいあると思うんですけど、精一杯突き進んでいこうと思います!」と意気込んだ。
自分で「目の小ささが特徴」と言う新倉だが、パフォーマンスの際にはその顔がキリリと変貌。アプガ(仮)の振り付けを、“(仮)姉さん”たちが目の前で見守る中、圧倒的なキレで踊り切り、「肝が据わってる!」(高萩)「一番変かもしれない!」(吉川)とメンバーも驚愕。そして納得の結果となった。
続いて登場したのは東京都出身、高校2年生の森永新菜(もりなが・にいな/17歳)。年齢に似合わないかしこまった口調と“ますぅ〜”という独特の語尾は、すでに審査中からSHOWROOMでお馴染みとなり、メンバー、ファンからも人気が高かった森永、コメントを求められると「すごく眠れなかったんです今日。でも“アドレナリンリン”という形で楽しめそうだと思っていますう」と、独特の言葉のセンスで不思議な空気を生み出した。
そんな言語感覚を活かした「(2)メンバー紹介ラップ」の驚くほど完成度が高く、メンバーもノリノリで、コールアンドレスポンスで会場も大盛り上がり。歌もパフォーマンスも全力でやりきる「鋼のメンタル」が、アプガ(2)に新しい風を吹き込むことを期待させた。
そして最後に紹介されたのは、神奈川県出身の高校2年生・島崎友莉亜(しまざき・ゆりあ/16歳)。オーディション開始時から前評判が高く、すでにファンが付いているようで、発表の際には大きな「ゆりあコール」が起きた「こうしてステージでお客さんの顔を見せていただいて、メンバーの一員になれたことを実感して嬉しいです。普段は緊張しいな性格なんですけど、これからもっと大きなステージに立たせていただけるためにも、緊張していません!楽しめるように頑張ります!」と気合をこめた。
自己PRではギターの弾き語りで『OVER DRIVE』を披露。身長145cmの小さな体と比して大きく見えるアコースティックギターをかき鳴らすと会場には温かい一体感が生まれた。最後に「アップアップガールズ(2)は今のゆりあの全てです。今まで破れなかった殻を少しずつ破っていって、できないことがあっても絶対にチャレンジし続けて、本物のアプガさんになりたいと思います、小さいゆりあですが、声も大きく存在感も大きく頑張れるようになります」と力強く宣言した。
三者三様の個性を持った新メンバーを迎え、9人体制となるアプガ(2)。3月23日には過去最大規模となるマイナビBLITZ赤坂での単独公演「アップアップガールズ(2)#アプガ2セカンド#スターティングオーバー」を開催。4月2日には9人体制初のシングルで、3作連続つんく♂プロデュースの第三弾となる「We are Winner!/スターティングオーバー」をリリース。新たな始まりを迎えるアプガ(2)には、面白くなりそうな予感しかない。