俳優の山崎賢人が主人公の声を務めるアニメーション映画『二ノ国』に、宮野真守、津田健次郎、坂本真綾、山寺宏一、梶裕貴といった豪華声優陣の参戦が明らかとなった。

　製作総指揮／原案・脚本：日野晃博（レベルファイブ）×監督：百瀬義行（『おもひでぽろぽろ』原画 他）×音楽：久石譲（『千と千尋の神隠し』他）という日本を代表するドリームメーカーが集結した超大作アニメーション映画。先日の製作発表にて主人公の高校生・ユウの声優として山崎の出演が発表され、大きな話題を呼んだ。

　そして今回、豪華声優陣の参戦が決定。"二ノ国" エスタバニア王国の参謀・ヨキ役に宮野真守、"二ノ国"でエスタバニア王国を狙う「黒旗軍」の最高指導者・ガバラス役に津田健次郎、"一ノ国"で主人公ユウとハルの幼なじみのお姉さん・サキ、"二ノ国"ではエスタバニア王国の姫を守る女戦士・ヴェルサ役に坂本真綾、"二ノ国"のエスタバニア騎士団長・バルトン役に山寺宏一、そして"二ノ国"のパンダのような柄の妖精族・ダンパ役を梶裕貴が担当する。

　映画化に至るまで10年もの歳月をかけ丁寧に構想された超大作『二ノ国』の舞台は、主人公たちが暮らす現実世界"一ノ国"、そして隣り合わせにある魔法世界"二ノ国"の2つの世界が舞台となる物語。ある事件をきっかけに"二ノ国"へ突然迷い込んでしまったユウと幼なじみで親友のハルの青春ストーリーが描かれる。

　本作の製作総指揮／原案・脚本で「妖怪ウォッチ」や「レイトン」シリーズなど大ヒット作を生み出し続けるレベルファイブの日野晃博は「大好きな人は別の誰かの恋人で、恋は叶わない。という状況の中、異世界で愛する人とそっくりな人がいた場合、自分はどういう選択をするのか？ファンタジーな恋愛もあるが、刺激的でスペクタクルが詰まった映画になる」と、壮大な物語へ自信を覗かせる。

　脚本を読んだ山崎に「鳥肌が立った」と言わしめたこの物語の先に待っているのは、"一ノ国"と"二ノ国"の2人のコトナに命の危険が迫る中での［究極の選択］。"恋愛モノの青春アニメ"の枠を軽々と超え、全世界へ向けて贈りだす【衝撃作】の誕生に期待値は高まるばかりだ。

　さらに、宮野や梶などが3月23 日（土）に東京ビッグサイトで行われる「Anime Japan 2019」での映画『二ノ国』ステージイベントに登壇することが決定。日野氏と共に作品についてのトークショーを行うという。

【ヨキ役：宮野真守 コメント】
「この度は『二ノ国』に出演できること、本当に光栄です。周りのキャスト陣もとても豪華なので緊張しますが、集中して「ヨキ」役に臨みたいと思います。ヨキは参謀役という事ですが、しっかりと設定を打ち合わせして、彼の事を一番に理解し、そしてキャストの皆さまと、最高の作品を、素敵な世界を作っていきたいと思います。どうぞ、お楽しみに!」

【ガバラス役：津田健次郎 コメント】
「日野さんの描く壮大なるファンタジー世界に参戦出来るのをとても楽しみにしています。監督はじめスタッフの皆さんの想い、キャストの皆さんの熱を感じて自分なりのガバラスを演じようと思っています。『ニノ国』どうぞ楽しみにしていて下さい。」

【サキ役 ／ ヴェルサ役：坂本真綾 コメント】
「話題の映画『二ノ国』に出演させていただくことになり光栄です。サキという役柄を通してどんな感情を抱き、どんな発見があるだろうかと、今からとても楽しみにしています。劇場で多くの皆様にご覧いただけたら幸いです。」

【ダンパ役：梶裕貴 コメント】
「大好きなタイトルの劇場アニメ化ということで、作品ファンとしても声優としても非常に嬉しく思います！シナリオを読ませていただいたのですが、「二ノ国」ならではの設定を生かしたドラマに、早くも感動しました。不思議な生き物・ダンパを演じるのが、今からとても楽しみです。公開をお楽しみに！」

　映画『ニノ国』は、2019年夏、全国ロードショー。なお、同作品の声優オーディションがLINE LIVEで開催されることも決定。現在、エントリーを受け付けている。男性部門、女性部門で上位3名が最終面接に進出し、その中から男女1名ずつの声優を選出。「映画『二ノ国』声優キャストとしての出演権」「本編エンドロールへの名前掲載」が約束され、さらに3月23日に行われる「AnimeJapan 2019」の映画『二ノ国』のステージにも登壇する。応募詳細は、LINE LIVEの公式サイトおよび、オーディションサイト『デビュー』に掲載中。