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2019/02/01 20:01
1950年旗揚げの歴史ある「劇団民藝」が、今年も新人募集オーディションを開催
1950年4月に、「多くの人々の生きてゆく歓びと励ましになるような」民衆に根ざした演劇芸術をつくり出そうと旗あげされた「劇団民藝」が、今年も【演技部】【演出部】【制作部】の新人を募集する。
現在は、奈良岡朋子をリーダーとして、梅野泰靖、内藤安彦、水谷貞雄、伊藤孝雄、塩屋洋子、樫山文枝、日色ともゑ、箕浦康子など約180名が活躍。東京公演は年間5作品をラインナップし、全国各地で年間250回前後の公演を重ねている。
また、創立の翌年に発足した後援会「民藝の仲間」は、東京のほか全国10ヵ所に事務所を持ち、約5000名の民藝ファンが存在。今後も、芝居を観る楽しさと、時代と向き合い、現代とは何かを共に考える演目を発信し、若手できり開くような、層の厚さを生かしたアンサンブルによる芝居づくりを目指している。
◆募集する分野は以下の3つ。
1.演技部(俳優)
基礎レッスンやプロの演劇活動に参加し、創造現場で実践的に学んでいく。研修期間(1年)を経て、本公演や稽古場公演など舞台、メディア出演の可能性がある。
※俳優養成所ではないため、入所金・授業料など学費はかからない。
2.演出部(演出スタッフ)
演出・舞台監督・美術・照明・衣裳・効果を担当
3.制作部(制作スタッフ)
演劇公演に携わる製作や実務、マネージメント業務など。
【演技部】の応募資格は17〜30歳までの男女で、応募締切は、2月28日(木)必着。選考は、1次/書類審査、2次/実技審査(歌・マイム・面接など)を経て、最終審査(朗読・エチュードなど)で合格者が決定する。なお、【演出部】と【制作部】は随時募集している。応募の詳細は、オーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。