大河ドラマ初出演の菊次郎役・城桧吏「緊張したけど、またやってみたい」『西郷どん』いよいよ最終章へ突入 | ニュース | Deview-デビュー

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2018/10/21 12:01

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大河ドラマ初出演の菊次郎役・城桧吏「緊張したけど、またやってみたい」『西郷どん』いよいよ最終章へ突入

大河ドラマ『西郷どん』で西郷菊次郎役を演じる城桧吏(C)NHK
大河ドラマ『西郷どん』で西郷菊次郎役を演じる城桧吏(C)NHK

 鈴木亮平が主演をつとめる2018年大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 よる8:00〜 NHK総合ほか)が、10月21日放送の第39回より、いよいよ最終章「明治編」に突入。オーディションサイト『Deview/デビュー』では、鈴木が扮する西郷隆盛の息子・菊次郎役の城桧吏に、大河ドラマ初出演となった本作について、役作りの苦悩や撮影エピソードを聞いた。

 第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で最高賞・パルムドールを受賞した、是枝裕和監督作品『万引き家族』で注目を集めた城。7歳の時にスカウトされて芸能界入りを果たし、俳優として活動する一方、所属事務所・スターダストプロモーションの若手俳優で構成される『EBiDAN』内のユニット「スタメンKiDS」のメンバーとしても活躍中で、本作が時代劇初挑戦となる。

 西郷菊次郎は、西郷隆盛(鈴木亮平)と愛加那(二階堂ふみ)の長子で、大島龍郷に育つが9歳のときに、薩摩の西郷家に引き取られ、糸(黒木華)が継母となる。12歳で米国に留学、17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足膝下を失い投降。戦後は、外務省に入り、日清戦争後は台湾の支庁長に就任。帰国後、京都市長となった人物。城は、9歳〜12歳までの子供時代を演じる。

 『西郷どん』制作統括・櫻井賢氏によると、最終章の「明治編」は、西郷隆盛と大久保利通が、国を巻き込んで繰り広げる「友情の物語」と、愛加那が生んだ息子・菊次郎と父・西郷隆盛の「親子の物語」という、大きな二つの軸で描かれるという。9歳で島から薩摩に渡り、西郷家に預けられ、やがて西南戦争にも従軍する西郷菊次郎の目線で、父・西郷隆盛を描くことが最終章の新たな見どころとなってくる。

 大河ドラマ初出演となる城は、「初めての大河ドラマだったので、とても緊張しました」と明かしつつ、「でも、現場ではみなさんがとても優しくて居心地が良かったですし、本当に楽しかったです」とコメント。「薩摩ことばと奄美ことばを話す役で、使い分けが大変でした。普段は標準語なので、そこが難しかったです。方言指導の方に教えてもらって、練習もたくさんして話せるようになりました」と撮影での苦労を明かす。

 自身が演じる菊次郎のことを「『西郷どん』をやる前は、どこかで聞いたことがあるかもしれないっていうくらいで、詳しく知らなかった」という城。「でも、菊次郎の人生がどういうものだったかっていうのがけっこうわかってきて、知らなかった歴史を知れるのは面白いなと思いました」と打ち明ける。そして、「自分に似ているところはあまりない」という菊次郎に対し、「僕だったら、お母さんのもとから離れるっていうのは寂しくて嫌だけど、菊次郎は、不安だけど行くって決断するのがすごいなって思いました」と感心しきり。

 菊次郎の見どころについては「お父さんから『異国に行かないか?』と言われたとき、糸さんに『自分でちゃんと考えなさい』と言われて。それで決心をして『異国に行きます!』って言うシーンは、僕も好きなシーンだし、見どころだと思います」とアピール。

 父・隆盛を演じる鈴木については、「とてもカッコ良くてとても男らしくて、強そうなイメージだった」と述べ、「撮影の時は動作やセリフの言い方とか、いろいろとアドバイスをもらいました」と語る。そして、母親・愛加那役の二階堂と継母・糸役の黒木に関しても「黒木さんも二階堂さんもとても明るくて優しくて、手遊びのゲームを一緒にやったりしていました」とすっかり馴染んだ様子。

 また、西郷家のキャストの中では、西郷家に使える熊吉役の塚地武雅と仲良くなったという。「熊吉さんが特に面白くて。菊次郎が異国に行く前に英語のレッスンをしているとき、熊吉さんも一緒になって真似をしているところが面白くて好きです」と笑顔を見せ、「たぶん、大人のキャストの方で一番お話ししたのが熊吉さんだと思う。僕が持っていったルービックキューブの話とかで盛り上がりました」と回顧。

 奄美や鹿児島にはまだ行ったことがないそうで、「いつか行ってみたい」と声を弾ませる城。「方言指導の方が奄美の海とかの映像を見せてくださって。とてもキレイな場所で行きたいなって思いましたし、鹿児島も行ったことがないので行ってみたいです」と願望を明かす。

 さらに、「また時代劇をやりたいか?」と訪ねられると「はい!」と即答。「時代劇のセットがとても素晴らしいなと思ったし、知らなかった歴史を知ることができるので、またやってみたいです」と意欲を見せ、「けっこう昔の時代だけど、縄文時代とかの時代劇もやってみたい。道具とか家の作りとかもけっこう工夫されてすごいなって思うし、面白そう」と目を輝かせた。

【プロフィール】
城桧吏(じょう・かいり)●2006年9月6日生まれ、東京都出身。スターダストプロモーション所属。7歳のときにスカウトされ、芸能界入りを果たす。俳優として活動する一方、スターダストプロモーションの新人&若手俳優で構成される『EBiDAN』内のユニット「スタメンKiDS」のメンバーとしても活躍中。主な出演作に映画『万引き家族』、ドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)など。

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  • 大河ドラマ『西郷どん』で西郷菊次郎役を演じる城桧吏(C)NHK

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