AKB48第1期生で卒業後はタレントとして活動する大島麻衣が15日、8年ぶりの3rd写真集『I am』（徳間書店）の発売記念イベントを神保町・書泉グランデで行った。

　クラウドファンディングを実施して実現した8年ぶりの3rd写真集。「30歳の自分を残したくて30歳最後の日ギリギリに発売しました（笑）。1st写真集が20歳だったので節目節目に出したかったんです」といい、タイトルの『I am』には「『今の私』という意味と、名前の“MAI”を逆から書いた“IAM”とをかけました」とその想いを明かした。

　タイ・サムイ島とパンガン島と地元の千葉県・野田市民会館で撮影された本作。水着やランジェリーの写真も多く含まれ、テーマである「大人かわいい」大島を存分に堪能できる。本人のお気に入りは、砂浜で海を背景にしたバックショット。「自分の背面ってあまり見ることが無いので、『綺麗な背中してるな〜大島さん！』って自画自賛しました（笑）」と言う。そして「気づいたら撮られていた」という不意打ちのショットが自然で「決め込んでないお尻」を押していきたいという。

　9月11日で31歳になり「自分のやりたいことが形にできるようになり、協力してくれる大人も周りにいて、説得力が出て仕事にやりがいが出てきた」と充実している大島。同じAKB48第1期生・前田敦子の結婚も刺激になっているようだが「（写真集という）お見合い写真が出来たので、いい人がいたら渡していこうと思って、いつも片手に持ち歩いてます」と笑い飛ばす。

　取材が安室奈美恵の引退ライブ当日と重なり、当然のようにマスコミからコメントを求められると「安室さんの生き方がカッコいいし、あんなママになりたいとも思いますけど、事務所の大先輩・井森美幸姉さんのように『誰のものでもない』生き方に憧れもある。今、安室ちゃんか井森姉さんかの瀬戸際です！」と30代女性としての葛藤もチラリ。しかし最後には「当然、井森姉さんに決まってるじゃないですか！　井森さんの背中を追ってます」と先輩を立てていた。