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2018/08/15 18:59
“日本一のレースクイーン”西村いちか、番組『給与明細』で月収公開「ラクさせてもらってます」
かつて、テレビ東京で密かな人気を博した「人の財布に首を突っ込む経済番組」『給与明細』が「AbemaTV」で復活。その12日放送分では、レースクイーン業界に密着、その知られざる収入源や、『レースクイーン・オブ・ザ・イヤー17-18』の西村いちかの“副業”にも切り込んだ。
バブル期には高額のギャラを手にする華やかな職業だったレースクイーンも今は昔。番組に登場した40代の元レースクイーンの証言では、かつては日給10万円〜30万円に加え契約金もあったというが、現在は日給1万円〜2万5000円程度で契約金はなし。年間8戦、16日間稼働したとして、レースクイーンの仕事に限っての年収は、およそ40万円という計算になる。
そんな彼女たちにとって重要な収入源となっているのが、ファンを相手にした「撮影会」。レースクイーン狙いの一般カメラマンは、サーキット場では数多くのレースファンとの競争となり、コスチュームなどの写真が撮りづらい。その点、レースクイーンが主役の撮影会では、一対一の撮影ができる上、会話などのコミュニケーションを密に取りながら撮影できるということで、レースクイーンファンに大人気なのだという。
番組のカメラは、都内のハウススタジオに数名のレースクイーンと、総勢60人以上の一般人カメラマンが集まる撮影会に潜入。撮影会は4部構成で、チームのコスチュームを身にまとっての撮影以外に、水着姿で登場する時間帯も設けられている。撮影会の最後には、アイドルさながらの歌とダンスも披露。DVD、CDなどの物販、握手会も行われ、まさにイベント内容はアイドルそのものだ。
さらに、『レースクイーン・オブ・ザ・イヤー』を今年獲得した“日本一のレースクイーン”西村いちかの給与明細にも肉迫。西村はプライベートでモデルや局アナも通う神宮前の美容サロンに2週間に1度通うほか、韓国で1回20万円というレーザーの施術も受け、趣味のゴルフやナイトプール、京都旅行、セレブ会などの華やかな生活をSNSにアップ。一見、バブル期のレースクイーンのような生活を維持できているように見える。
西村は自宅での密着取材中に「これから“夜の仕事”していいですか?」と告げ、自宅で部屋着のままおもむろにスマホをいじり始めた。西村は『モースポ隊』というオートスポーツのwebサイトの仕事をしているという。その内容はモータースポーツのweb記事をSNSで拡散するというものだった。また週に1度のペースでwebでの動画ライブ配信も行っている。
西村が公開した給与明細には「月収47万6000円、手取り42万7000円」という数字。レースクイーンのギャラに加え、web系の仕事や撮影会を1回こなして月収47万を稼いでいる。そのうえ、部屋にある高級な服やブランドもののコスメ、ゴルフセット、amazonカードなどの金券や商品券はファンからのプレゼント。西村は「すごいラクさせてもらってます」と笑顔を見せた。