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2018/08/09 11:41
マラソンランナーの生涯を描く、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』 青山学院大学・原晋監督が特別監修に
東京オリンピック銅メダリスト・円谷幸吉を主人公に描く、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』。この度、青山学院大学の陸上競技部・長距離ブロック監督である原晋氏が、特別監修として参加することが明らかとなった。
東京オリンピック銅メダリスト・円谷幸吉とメキシコオリンピック銀メダリスト・君原健二の、ライバルでもあり友人でもあった二人の物語を描く本作。キャストには、宮崎秋人、木村了、高橋光臣、中村まこと、和田正人の出演が決定しており、作・演出は谷賢一氏がつとめる。
<原晋氏コメント>
「第二次世界大戦に敗戦した日本が、国の威信をかけて挑んだ1964年の東京オリンピック。スポーツがレジャーやエンタメではなく、軍事教練の如く行われていた時代、円谷幸吉さんや君原健二さんをはじめ、当時のオリンピック選手たちは、戦争に行く代わりにその競技で国を背負っていたのだと思います。
中でもマラソンはとてもストイックな競技で、並みの精神力ではできないもの。マラソンという孤独な競技の中で、社会や組織に大きく動かされた円谷幸吉さんの人生には、現代を生きる我々にも痛切に訴えかけるものがあります。
今回ご縁を頂き陸上面でのサポートをさせていただきます。胸に迫る舞台創りの一助になれれば幸いです」
【作品概要】
舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』
東京:2018年11月14日(水)〜25日(日)紀伊國屋ホール
※11月14日はプレビュー公演
大阪:11月29日(木)〜12月2日(日)ABCホール
作・演出:谷賢一
出演:宮崎秋人 木村了 高橋光臣 中村まこと 和田正人
◆物語
1964 年、東京オリンピック。
きら星のごとく現れた新人ランナー・円谷幸吉はマラソン種目で銅メダルをもぎ取った。入賞を逃したライバル・君原健二は、絶望の底に落ち引退を決意する。
日本中の期待を背負って、次なるメキシコ五輪へ向けて走り始める幸吉だったが、恋人や信頼するコーチとの別れ、そして故障を抱えながら次第に調子を落としていく。
一方、君原は受け取った一通のファンレターから生まれた交流に励まされ、もう一度走り始める。
走ることに再び生き甲斐を見出した健二の耳に飛び込んできたのは“円谷幸吉・死去”という報せだった…。
◆チケット
一般発売日:2018年9月15日(土)AM10時〜
料金:一般/7,000円
U-23/3,500円(観劇時23歳以下、要身分証提示、チケットぴあのみ取り扱い、枚数限定)
※全席指定・税込 ※未就学児入場不可
公式HP:http://hikari.westage.jp/