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2018/08/07 21:03

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『K-1甲子園』優勝者・近藤魁成、17歳「誰も成し遂げていない連覇を達成して、K-1甲子園の象徴になりたい」

K-1甲子園連覇を目指す近藤魁成(17)。K-1ファイターとしてはもちろんAbemaTVで放送中の『太陽とオオカミくんには騙されない』に出演中。
K-1甲子園連覇を目指す近藤魁成(17)。K-1ファイターとしてはもちろんAbemaTVで放送中の『太陽とオオカミくんには騙されない』に出演中。

 毎年夏に開催される高校生日本一を決めるトーナメント『K-1甲子園」。今年、史上初の大会連覇を目指し、9月24日のK-1さいたま大会で行われる決勝戦に臨むのが近藤魁成(17)だ。K-1ファイターとしてはもちろん、AbemaTVで放送されている『太陽とオオカミくんには騙されない』(毎週日曜22時)に出演するなど注目を集める近藤が、『K-1甲子園』連覇への想いを語った。

――近藤選手はお兄さんたちも格闘技をやっていて、プロとして試合をしていましたが、ずっと自分もプロになりたいと思っていたのですか?

「はい。いつも兄の試合を会場まで応援しに行っていて『自分もあのリングに立ちたいな』と思って見ていました」

――近藤選手はK-1のアマチュア大会やK-1甲子園で優勝していますが、やはりそれはK-1でプロデビューしたいと思ったからですか?

「そうですね。アマチュア大会はたくさんあるんですけど、K-1という名前がついた大会で優勝すればK-1デビューに近づけると思って、K-1のアマチュア大会に出ようと思いました」

――K-1アマチュアでの思い出の試合はありますか?

「中学3年生の時に一般の大人に混じってトーナメントに出て優勝したことがあって、最初はめちゃくちゃ怖くて不安だったんですよ。でも『やるしかない!』と思って試合をして勝つことが出来ました。この時のトーナメントで勝負度胸が身についたというか、試合に向けた気持ちの作り方を覚えましたね」

――昨年のK-1甲子園で優勝したことが近藤選手にとってはターニングポイントだったと思うのですが、近藤選手にとってはどんな大会でしたか?

「K-1甲子園は全国から強い選手が集まってくる大会なので、今までで一番練習したと思います。いつもの練習が終わったあとに、自主的に練習を追加したり、めちゃくちゃモチベーションが高かったですね。大会そのものは夏なんですけど、その年の1月からK-1甲子園で優勝するためにずっと練習をしていたので、高校1年生の前半の思い出はK-1甲子園一色でしたね(笑)」

――実際に近藤選手はK-1甲子園で優勝して、K-1でプロデビューするわけですが、あそこで格闘技人生が変わったと思いますか?

「思いますね。あそこで優勝していなかったらプロにもなっていなかったと思うし、今、AbemaTVで放送している『オオカミくん』の出演オファーもなかったと思います。多分こうやって取材を受けることもなかったです」

――少し野次馬的な質問かもしれませんが、K-1甲子園で優勝して声をかけられる機会も増えましたか?

「むちゃくちゃ増えましたね。試合会場でも『近藤選手ですよね?』と言われて握手や写真をお願いされることが増えて、それまでほとんどそういうことがなかったので、最初は驚いてました」

――プロで活躍することを目指している近藤選手にとっては周りからも注目されるようになってようやくスタートラインに立てたという気持ちですか?

「はい。これで満足していたら意味がないし、ここからスタートだと思っています。K-1甲子園で優勝して、注目されるようになって、ここで負けたら今まで積み上げてきたものが崩れると思うんですね。もしここで負けているようだったら普通の選手で終わっちゃうので、メディアへの露出が増えて注目が集まるようになったからこそ負けられないと思います。例えばK-1スーパー・フェザー級王者の武尊選手は大切な試合で必ず勝つじゃないですか。スターになる選手は勝つべきところで勝つ選手だと思うので、僕もそういう選手になりたいです」

――その中で近藤選手は史上初の連覇を目指して、2年連続でK-1甲子園に出ることになりました。改めてもう一度K-1甲子園に出ようと思った理由はなんですか?

「去年、僕は高校1年生の時にK-1甲子園で優勝したのですが、まだK-1甲子園を連覇した選手はいません。だから自分が誰も成し遂げていないことを達成したいと思って、今年もK-1甲子園出場を決めました」

――7月29日に行われたトーナメント開幕戦では順当にトーナメントを勝ち抜いて、9月24日のK-1さいたま大会で行われる決勝戦まで勝ち進みました。昨年の優勝者ということでプレッシャーもあったと思うのですが、実際に試合をしてみていかがでしたか?

「今年は前回の優勝者として他の選手にマークされて対策も立てられると思ったので、周りに対策されても問題ないように自分のレベルを上げようと思って練習してきました。昨年もそうだったのですが、普段の練習よりもあと一歩自分を追い込むことができて、すごくいい練習ができていたと思います。ただ準々決勝は理想的な勝ち方だったんですけど、準決勝は気負って動きが硬くなってしまったことが反省点だったので、決勝では動きが硬くならないように気をつけたいと思います」

――近藤選手はプレッシャーを力に変えられるタイプですか?

「そうですね。注目されればされるほど力になるので、もっと注目してほしいです(笑)」

――何か緊張しないコツがあるのですか?

「今、スポーツトレーナーの方がついてくれていて、その方からメンタルや体の使い方を教えてもらって、それから緊張しなくなりました。内容は秘密ですけど、そのトレーナーさんに見てもらうようになって、自分の成長のスピードが上がったと思います。大阪で色んなジムに出げいこに行かせてもらうのですが、少し前までは全く歯が立たなかった大人の選手と互角にやり合えるようになったりして、一気に成長できたなと思います」

――K-1甲子園王者でオオカミくん出演と言えば平本蓮選手が先輩にあたると思うのですが、平本選手からアドバイスをもらうこともあるのですか?

「蓮くんは本当によくしてもらっていて、試合前に減量のアドバイスをしてくれたり、激励もしてくれたり、本当に助けてもらっています」

――改めてK-1甲子園連覇に向けた意気込みを聞かせてもらえますか?

「今年は連覇がかかっていますが、僕の目標はK-1甲子園を三連覇することです。その目標を実現させるためにも、必ず決勝戦も勝ちます。今、K-1甲子園と言えば平本蓮選手(2014年優勝)だと思うのですが、僕がK-1甲子園三連覇を達成して、K-1甲子園=近藤魁成にしたいと思います」

近藤魁成(こんどう・かいせい)●2001年7月2日、大阪府出身。父が代表を務める空手道場で、8人兄妹の兄姉たちと共に父から空手を学ぶ。格闘技界では近藤三兄弟(長男=大成、次男=拳成)として知られ、2017年に高校1年生でK-1甲子園優勝を果たす。2018年3月に「K'FESTA.1」でプロデビューし、1RKO勝利を収めた。この夏、AbemaTVの恋愛リアリティショー「太陽とオオカミくんには騙されない」への出演が決定。また史上初のK-1甲子園連覇を目指し「ガスワンPresents K-1甲子園2018 〜高校生日本一決定トーナメント〜」へ出場する。

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