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2018/07/31 07:01
山本彩、NMB48からの卒業を発表 「生涯現役で、もっと音楽の勉強をしてみなさんの前で歌っていきたい」
NMB48全国ツアー『NMB48 LIVE TOUR 2018 in Summer』の初日公演が30日、東京・中野サンプラザホールにて開催され、公演終盤に山本彩が卒業を発表した。
この日の公演選抜メンバーは、山本彩、吉田朱里、太田夢莉、渋谷凪咲、山本彩加、城恵理子、上西怜、岩田桃夏、植村梓、谷川愛梨、川上千尋、梅山恋和、沖田彩華、小嶋花梨、山田寿々、磯佳奈江の16名。
overtureに続き、アナゴくんの声でお馴染みの声優・若本規夫のナレーションで、一人ずつ紹介されながらメンバーが登場。『ワロタピーポー』に始まり『オーマイガー!』、『北川謙二』とキラーチューンを連発。山本彩加ら5人による『Good Timing』の初披露、山本彩と吉田朱里による『アボガドじゃねーし』などレアなユニットにファンも沸いた。
1階席後方や、2階席にもメンバーが現れるサプライズにファンも大興奮。山本彩は、衣装のチャックをしめ忘れたままだったことを自ら明かし、「そこらへん走ってました(笑)」と笑いを誘った。
そしてアンコール1曲目『虹の作り方』では、PRODUCE48に参加中の2名を除く、41名のNMB48メンバーが客席後方からなだれこみ、ステージ上には57名のメンバーが集結。57名で『365日の紙飛行機』を披露した直後、山本彩がマイクを取り「私、山本彩はNMB48を卒業します」と発表。卒業時期については後日詳細を告知するという。
ここ数年、何度も『卒業』の二文字が浮かんでは消えていたと明かす山本。自分以外のセンター曲などを俯瞰で見たところ「今私が離れたほうがNMB48の起爆剤になる」「若いメンバー、新しいメンバーにこれからのNMB48を作って欲しい」と考え、卒業を決意したとその真意を語る。
以前よりシンガーソングライターとして独り立ちすることを将来の夢・目標として公言していた山本。「生涯現役で、もっと音楽の勉強をしてみなさんの前で歌っていきたい」と、アイドル卒業と同時に、音楽活動に専念することを宣言した。客席からの「さやか」コールに涙を禁じ得ない場面もあったが、メンバーに自分の想いを伝えたことで安堵の表情を見せ、最後は笑顔で、定番のラストナンバー『青春のラップタイム』で大盛り上がり。
ステージを去るとき山本は「25歳になったんですが、25歳だって人生まだまだこれからだと思っています。私の人生も、これからのNMB48の人生も、より素晴らしいものにしたいと思います」と力強い言葉を残した。