ニュース
2018/07/06 21:05
七夕生まれのロック歌手・藤田恵名、28歳祝うバースデーライブに「攻めの姿勢忘れない!」 自身のキャッチフレーズを商標登録へ
「いま、一番脱げるシンガーソングライター」のキャッチフレーズで人気を博するロック歌手・藤田恵名が6日、過去最大キャパシティの会場・新宿BLAZEで、バースデーワンマンライブ「もうきている」を開催した。
開演前の囲み取材で藤田は「『七夕生まれ』というのは自慢なんですけど、毎年バースデーワンマンライブをさせていただいておりまして、誕生日を心置きなく迎えたことが無いんです(笑)。今年は去年と違って、携わってくださる方も多く、プレッシャーもあるんですけど、戦闘力の上がるライブを1曲1曲、死にもの狂いで歌っていけたらなあと思います!楽しみます!」と意気込む。
今年28回目の誕生日を迎えるが「年を重ねるにつれてとんがっていこうと。つまらなくなったって思われないように、特に仕事で攻めの姿勢を忘れないでいたい」と抱負を語る。さらに野望として「今、水着を自費で買ってるんで(笑)、いつか自分のビキニを作っちゃおうかなって! あわよくば水着メーカーさんや下着メーカーさんとタイアップして、いろんな水着を着ちゃおうかなって思いますので…何かしら、このニュースを見たメーカーの方は、よろしくお願いします! 切実な思いでございます!」とアピールした。
さらに「いま、一番脱げるシンガーソングライター」というキャッチフレーズを商標登録することも本気で考えている。「小中学校の時から、特許を取って孫、ひ孫まで楽をさせるのが夢でして。これまでも、自分にしかできないものやオリジナリティを追求してきたので、“このキャッチフレーズに本気だぞ!”っていう説得力を加えたいと思っているんです。でも、誰かに先に取られちゃうんじゃないかってソワソワしてるので、ワンマン終わったら役所に行きます」と語った。
そんな藤田には、主演映画が2本控えるなど、女優としての『波』も“もうきている”。「お芝居は、レッスンとかガッツリやったことが無いまま、次で4作目。お仕事をいただけるということは、少しは私の演技に需要があるのかなという思いで…。まあ、いずれもホラー映画なので(笑)。自分ホラー大っ嫌い!なんで…。28歳はホラーを克服しつつ、出る側(女優)として勉強もしたいという思いもあります」と、女優活動に前向きになりつつある藤田。いずれの映画も海外からも注目されている監督が手掛けるが「あわよくば、映画と音楽のどちらもが認知されるきっかけになればすごくいいだろうなぁ…って。これを機に海外で認められるようになったら…勉強は苦手ですが英語も覚え…いや覚えないなぁ、精進します」と笑った。
この日のライブでも1曲目に披露した新曲『言えない事は歌の中』は最大露出で臨んだジャケット写真が大きな話題に。「ジャケットが先行して、良くも悪くも目立って、色モノに見られがちなんですけど…キチンと音楽をしてきたという自負があるので、聴いてくださった方が“すごい曲が良かった”とか“聴けば聴くほどいろんな解釈がある”とか、それぞれにアクションを起こして、感想を言ってくださってることが嬉しいので、しっかりと曲が世の中に出て行ったことは良かったなって思います」と手ごたえを感じている。
ライブでは、白のフライングVをかき鳴らし、「言えない事は歌の中」をはじめ、昨年発売のメジャー・ファーストアルバム『強めの心臓』から「6時のカタルシス」「青の心臓」、主演映画『血を吸う粘土』の主題歌「私だけがいない世界」などを披露。さらに『スーパーリアル麻雀P8』の主題歌に決定した新曲「千載一遇ド真ん中!」も初お披露目。この曲については「昔の忘れたい自分のアイドルっぽい曲を、アイドルっぽい感じで新曲として歌うので、“一周回ったらこんな感じになっちゃった”というのを、(以前からの)ファンの方にも聴いてもらえたらなあって思います」と語った。
全18曲を自慢のナイスボディーを見せつけながら熱唱。ステージ上で生着替えまで見せるサービス精神を発揮して、最後までファンを楽しませた藤田。唯一無二の個性で目を釘付けにする藤田恵名は、28歳の年も全力疾走していく。