俳優の小越勇輝が3日、都内にて、自身初となるオフィシャルDVD『小越勇輝 IN LOS ANGELES VOL.1』の発売イベントを開催した。

　ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで主人公・越前リョーマ役を演じて注目を集め、その後も舞台『東京喰種 トーキョーグール』、舞台『弱虫ペダル』、『舞台版 ドラえもん のび太とアニマル惑星』などでも主演をつとめ、今年3月に放送されたドラマ『ドルメンX』では、可愛い宇宙人アイドル・ニイを演じるなど、活動の幅を広げている小越。

　世界最大のエンターテインメントシティ・ロサンゼルスで撮影された本作。小越は「こういうお仕事をしているので、やっぱりハリウッドとかそういった本場での空気感を味わったり、レッスンを受けてみたいと思ったのがきっかけです」と明かし、「最近お仕事で海外に行くことが増えたんですが、毎回海外に行くと、日本とは違う空気を味わえたり、刺激がすごくて。今回の第一弾では、歌やクロスフィットのレッスンを受けたり、初めてタップダンスをやったり、新しいことに挑戦しました」とコメント。

　さらに「向こうでレッスンを受けたことで、日本とは違う表現の仕方を自分の中に取り入れることができて。勉強している姿とかあまり見せることはなかったし、上手くできるところもあれば、上手くできなくて悔しくしている姿も見られると思うので、そういうところは今までにない魅力なのかなって思います」とアピール。なかでも、初めて挑戦したタップダンスが特に印象に残っているそうで、「どれも印象的でしたが、タップダンスは本当に初めてだったので、頭ではわかっているのに、体が追いついていかなくて。足首を柔らかく動かすとか、今までしてこなかった動きだったので、そこが苦労しました」と吐露。

　本作の胸キュンポイントを聞かれると、小越は「なんですかね？それぞれにいろいろとあると思うんですけど……」と戸惑いながら、「やっぱり何かに一生懸命取り組んでいる姿かな。何かできないことに対してだったり、さらに上を目指して頑張っている姿って、これまであまり見せていないので、そういう姿を見て"素敵だな"って思ってもらえたら嬉しいです」と照れ笑い浮かべつつ、胸の内を明かした。

　約1週間の滞在でのハプニングについては、「大きなハプニングは無かったですけど、食事や飲み物の量が多くて、約1週間の滞在で体重が少し増えたんじゃないかなって思います」と語り、「実際に体重は量ってはないけど、途中で本当にヤバイと思って、泊まっていたホテルにランニングマシーンとかがあったので、少し走ったりしてました」と笑顔で振り返った。

　7月20日にはDVD第2弾の発売も決定。ヒップホップダンスのレッスン模様やチャイニーズシアター、バクダッドフェ、ルート66、メルローズアベニューなどの観光地を巡った様子が収録される予定だ。「第2弾の発売も決まり、本当にありがたいことだなと思います。第1弾とはぜんぜん違う感じになっていると思うので、楽しみしてもらえたら」と期待を寄せる。

　今後行ってみたい場所を聞かれると、「次に行ってみたい場所はたくさんある。ハワイとかヨーロッパ、イギリスにも行ってみたいですし、挙げたらきりがない。その場所その場所で感じるものがぜんぜん違うと思うので、行ったことのないところへ行って、その地に染まりたい」と目を輝かせ、この夏プライベートで行きたいところについては「暑くなってくるので、バカンス的なのしか思いつかないけど、バリ島とかで、何をするでもなく、のんびりしたいです」と願望を語った。
　
　6月15日には出演映画『劇場版 ドルメンX』の公開が控えるなど、舞台や映像など様々な作品で活躍中の小越。今後の抱負を聞かれると「今年に入って、新しくまた一歩踏み出して、その一歩が少しずつ進んでいっているのは感じているので、これから一歩、半歩でも前進できるように、一つ一つ丁寧にやっていきたいなと思います」と明かし、「ドラマや映画とか、もっともっと幅広くやっていきたいなって思いますし、最近はバラエティ番組も少しずつやらせていただいて。すごく刺激もありますし、新しい世界を見ている感じもあったので、もっともっと挑戦できたらなって思います」と意欲を見せた。

　最後に小越は「今まで写真集とかフォトブックとかは発売したことがありましたが、DVDってどんな感じなのかいまいち想像がつかなくて。発売前にDVDを頂いたので、観ようと思ったんですが、自分のDVDってなんか照れくさくてちょっと置いておいたんです」と苦笑いを見せつつ、「照れくさい部分はあったけど、DVDでしか見せない、映せない部分もたくさんあって。きっと今まで見せたことのない表情も感じていただけると思います」とコメント。さらに、「今までにない姿がこの1本に詰まっていると思いますし、これを観ていただくことで、僕のことをより好きになっていただけたら嬉しいですし、海外行きたいなって思ってもらえたり、一歩踏み出そうか迷っている人とかが、一歩踏み出したくなるような、そんなDVDになっていたらいいなと思いますので、ぜひ観てください」と呼びかけた。