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2018/05/30 18:50
志尊淳ら「ドルメンX」がファンを前に主題歌を生披露「みんなの”愛”で出来上がった作品」
『劇場版 ドルメンX』特別試写会ファン感謝デーが29日に都内で行われ、志尊淳、浅香航大、小越勇輝、玉城ティナ、桐山漣、堀井新太、本作の音楽プロデューサーを務めたくっきー(野生爆弾)、小室直子監督が登壇。イベントのオープニングでは、劇中でイケメン宇宙人を演じた志尊・浅香・小越・堀井の4人が、主題歌『参上!!ドルメンX』を生披露し、会場は大歓声に包まれた。
高木ユーナによるマンガ『ドルメンX』を実写化した本作は、今年3月に日本テレビの深夜ドラマで全4話を放送。アイドルになって地球侵略を狙うイケメン宇宙人たちが、地球一のアイドルを目指して奮闘する、笑いあり、涙ありのスポコンアイドル青春ストーリー。『劇場版 ドルメンX』は、TVで放送された全4話だけでなく、彼らの15年後の姿までを描く完全版となっている。
主題歌を生披露し、会場を盛り上げたドルメンXの面々。志尊は「みなさんが掛け声とかやってくださって、すごく楽しめました」と笑顔でコメント。堀井はダンス練習を振り返り「ダンスの練習は楽しかった。僕らの“骨”みたいな…・・・意味わかります? あのダンス練習の時間があったからこそ、この4人の個性が磨かれていった。この作品は掛け合いが多いんですが、そういうのが自然にできるようになったのも、あの大変だった練習があったからこそなのかなと思うと、僕は“骨”という例え方をしています」と独特の言い回しで表現。
また、監督が「みなさん一から練習していたんですが、最初、サイ(役の堀井)くんなんか、肩が上がらなかったりした」と打ち明けると、堀井は「外で踊るシーンだったので、寒い中練習していたんです。そしたら、肩を上げた瞬間、ピキってなって。これはアカン!と思ったので、そこからちょっと制御しました。あんまり腕動かすと取れちゃうから(笑)」と振り返り、笑いを誘う。
パフォーマンス直後ということで、息を切らしながらそれぞれが想いを語る中、浅香は「これだけは言わせて! この作品のスタッフさんはダンス練習も含めて、本当にドSです」と本音をポロリ。「一番最初に踊るべきじゃないよね。息上がっちゃって大変」と続けると、小越も「もう汗だくだもんね」と同調。そんな小越に対して堀井は「(小越の)顔みてすごいなって思った。汗、一滴もたれてないじゃん!」と語ると、玉城も「さすが、アイドル!!」と感心しきり。
4人のパフォーマンスに対して、桐山が「僕も袖で踊ってました」と明かすと、すかさず「嘘付け!!」とキャストからのツッコミが入り、くっきーからも「袖で一緒におったけど、ぴくりとも動かずベタ止まりやった」と暴露されてしまう。そして苦笑いしながら、「気持ちは一緒に踊ってたんですけどね(笑)」とコメント。劇中でドルメンXのマネージャーでもあるヨイを演じた玉城は「傍で一つのグループの誕生から見て来たので、本当にマネージャーみたいな気持ちで、袖で涙ぐみそうになりながら見ていました」としみじみ。
本作の音楽プロデューサーを務めたくっきーは、「僕みたいなドブ下芸人が作った曲を、このキラキラしたみなさんが踊ってくれるなんて、こんな幸せなことはない。嬉しいし、涙もんです」と喜びを噛み締めていた。
最後に、志尊は「撮影期間が11日間しかない中でドラマと映画を撮っていたんですが、それを感じさせないほどのみんなのチームワークとみんなの作品に対する愛で出来上がった作品だと思います」と述べ、「この作品は笑顔になれる作品です。ぜひ、観ていただいて、みなさんに笑顔になって帰っていただけたら、僕らは作った甲斐があるなと思っています。本当に自信を持って作った作品なので、1回とは言わず何度も観ていただいて、たくさんの人に『ドルメンX』を広めていただけたら嬉しいです」と呼びかけてイベントを締めた。
『劇場版 ドルメンX』は、6月15日(金)より全国ロードショー。なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、志尊淳×浅香航大×小越勇輝×堀井新太のインタビューを近日公開予定。