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2018/05/11 20:17
園子温監督オリジナル作品出演者オーディション 情熱を持った新しい才能を発掘
映画『愛のむきだし』『ヒミズ』『冷たい熱帯魚」「恋の罪」などの作品で、日本のみならず世界中に衝撃を与えた映画監督・園子温が 「世界で戦える新たな才能」を募集するオーディションを開催。情熱を持った新しい才能の発掘を目指す。
園子温は、高校時代に詩人として表現者のキャリアをスタートさせ、大学時代には自主映画のコンペティションで最優秀賞を受賞。それ以降、主に映画監督として、作品を発表している。その評価は日本国内のみならず、海外でも高く、ベルリン国際映画祭・ヴェネチア国際映画祭・トロント国際映画祭などで様々な賞を受賞している。
今回の募集については「実在の猟奇殺人事件にインスパイアされた『冷たい熱帯魚』『恋の罪』では、善悪のはざまでうごめき合う深い人間描写が、日本のみならず世界中に衝撃を与え、熱狂の渦に巻き込みました。そして、今またここで、新たな問題作を全世界へ投げかけたいと思います。ある猟奇殺人事件をベースに、社会への洞察、人間の本質と善悪の深淵を描く、園子温の新たな代表作を制作します」と担当者はコメントする。
募集するのは2018年4月1日時点において20〜30歳の男女。プロ・アマ不問、経験やプロダクション所属の有無も不問だ。なお、作品の性質上、ヌードシーンや性的な描写・グロテスクな描写もあるので、その点を理解したうえで応募することとなっている。
満島ひかり、二階堂ふみ、清野菜名など、園監督の作品で脱皮を果たした女優も多い。本格的に役者として開花を目指す人は、この機会にチャレンジしてみてはどうだろう。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。(下記リンク参照)。
■代表作
「愛のむきだし」(第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 カリガリ賞・国際批評家連盟賞ほか)
「冷たい熱帯魚」(ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門正式出品、シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞ほか)
「恋の罪」(カンヌ国際映画祭監督週間正式出品、シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞ほか)
「ヒミズ」(ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞ほか)
「希望の国」(トロント国際映画祭 NETPAC アジア最優秀映画賞ほか)
「地獄でなぜ悪い」(トロント国際映画祭 観客賞ほか)
「ひそひそ星」(トロント国際映画祭 NETPAC アジア最優秀映画賞ほか)