70年代後半、週刊少年チャンピオン誌上で絶大な人気を誇った、鴨川つばめによる伝説のギャグ漫画『マカロニほうれん荘』。その生原画の展示会が、5月19日(土)〜6月3日(日)、中野ブロードウェイにて初開催される。

　連載終了から39年経った今でも熱狂的なファンを持つ同作。金藤日陽（きんどう・にちよう／きんどーちゃん・40歳）と膝方歳三（ひざかた・としぞう／トシちゃん・25歳）という二人のヘンな落第生と「菠薐荘」で同居することになった高校生・沖田 総司（おきた・そうじ）の奇妙な日常を描くギャグ漫画。

　ナンセンスでドタバタでときにシュールな、縦横無尽の展開はもとより、アーティスティックな作画、ロックカルチャーや、映画・特撮のパロディーをふんだんに盛り込んだ自由奔放な作風は、同世代から後の多くのクリエイターにまで多大な影響を与えている。

　今回の展示では、作者・鴨川つばめ本人の選曲によるロックミュージックが会場で流され、鴨川が執筆当時に聴いていた音楽とともに、100枚近くの原画を鑑賞してもらう趣向となっている。入場は無料。会場内にて「マカロニ」グッズの販売も予定されている。

◆展示名
「マカロニほうれん荘展 - MACARONI IS ROCK ! - 」

◆会期日程】
2018年5月19日(土)〜6月3日(日)12:00〜19:00
※水曜定休

◆会場
ギャラリー「Animanga Zingaro」
中野ブロードウェイ2F