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2018/04/19 15:55
新2.5Dアンバサダーの須賀健太、「2.5Dとは“夢の場所”」と力説
俳優の須賀健太が、2.5次元ミュージカル(2.5D)のプロモーション活動を行う「2018年度 2.5D アンバサダー」に就任し、18日に都内で行われた就任式に出席した。
日本2.5次元ミュージカル協会では、昨年4月より、毎月25日を「2.5Dの日」と認定。初代2.5Dアンバサダーの加藤諒に続く、2代目として須賀が、2018年度の1年間、2.5Dの作品の魅力を伝えるために、公式番組への出演など各種2.5Dのプロモーション活動を行っていく。
公私共に親交の深い加藤から引継ぎ、新2.5Dアンバサダーに就任した須賀は、これまでハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」などの2.5D作品に出演。「前任者が加藤諒ということがあって、僕自身、諒ちゃんとは仲がいいので、最初はそこで呼ばれたのかな?って思っていたんですが」と笑いを交えつつ、「いつの間にか、2.5Dとも深く関係を持たせていただきまして。もともと2.5Dを知っている方にはより深く、そして2.5Dを知らない人には新しく魅力を知ってもらえるような1年にしていけたらと思います」と意気込む。
プロモーション用のビジュアルで、“2.5D博士”に扮している須賀は「僕が2.5D博士になって、一緒に2.5Dを研究していくというコンセプトです」と説明し、自身の白衣姿について「役でもなかなか白衣を着る機会がなくて。今やりたい役No.1が医者なんですが、まだ来ないんですよね……」と吐露。そして「これで博士のイメージを1年間でつけて、役に繋げられたら」と野望を明かしていた。
4月25日からは、2.5Dオフィシャル番組『What's 2.5D?』が、動画配信サービス「GYAO!」にてスタート。須賀が2.5Dで活躍する俳優をゲストに招いて話を聞く『健太ラボ』や人気公演のキャストの素顔に迫る『すっぴんキャスト』など、2.5Dの情報が凝縮された番組が無料配信される。
同番組でMCに挑戦している須賀は「MCという立ち位置で誰かに話を伺うっていうことがあまりなかったので。普段はゲストとかで、自分の作品のことを伝えることが多いんですが、ゲストからお話を聞くっていうのがすごく新鮮だった」と語り、「聞きながらも僕自身2.5Dの魅力をすごく感じる瞬間がありました」と吐露。
さらに『健太ラボ』の第1回ゲストとして、数多くの2.5Dに出演する鈴木拡樹を招いての収録を振り返り、「鈴木拡樹さんは、2.5Dで長く活躍されている方なので、お話を聞いていて、“あ、そうなのか”と思う瞬間がたくさんあり、僕自身もとても有意義な時間でした」とコメント。
その後、日本2.5次元ミュージカル協会理事の松田誠が登場。新2.5Dアンバサダーに就任した須賀に対して「まだ23歳だけど芸歴20年。ドラマや映画など、芸能の第一線で活躍されている方が、あえて2.5Dをやってくださっている意味はすごくあるし、ありがたいこと」と明かし、番組のMCぶりを見て「トークの回しが上手い!みなさんも番組見てください!!めちゃくちゃ上手いです。そっちの仕事も来ちゃうかも」と絶賛していた。
2.5Dの魅力について聞かれた須賀は「原作を大切にしていることは間違いない。どうやって舞台上で表現するか、演出するかというところはファンの皆さまにも楽しんでいただけると思いますし、2.5Dを知らない人でも、こんな世界観があるんだと感じてもらえる。日常とかけ離れた空間というのが大きな魅力だと思います」と力説。
そして『2.5Dとは“夢の場所”』と回答した須賀。「原作のもともとのファンの皆さまを夢の場所に連れて行くというコンセプトもあるし、出演している役者として、どう夢の時間を過ごしていただけるかというの日々試行錯誤しながら作っていくのが2.5Dだと思う」と吐露。続けて、「今は2.5Dに出るということ自体、若い役者からすると夢の場所になっているので、その2つの意味があるんじゃないかと想います」と明かした。
また、今後やってみたい作品や役柄を聞かれると、人気作の『僕のヒーローアカデミア』と『とんかつDJアゲ太郎』を挙げ、「両方ともできたら主役をやりたいです。ココ、太字で書いておいてください!」と猛アピール。
そして最後には「2代目ということで、初代の加藤諒さんの思いを引き継ぎながら、さらに広く多くの方に2.5Dの魅力を知っていただけるように、全身全霊、全力でまい進していきたいと思います」と決意を新にした。