ニュース
2018/03/18 19:31
檀黎斗/仮面ライダーゲンム・岩永徹也、初写真集イベント「遺影の代わりに使いたい」と作品に自信
『仮面ライダーエグゼイド』檀黎斗/仮面ライダーゲンム役を演じ、クイズ番組などで高IQ俳優として注目される岩永徹也が18日、ファースト写真集『Messenger』(ワニブックス)発売記念イベントを東京・福家書店 新宿サブナード店で行った。
『仮面ライダーエグゼイド』の中で、仮面ライダーの世界の全てのシステムを司るゲームを開発したゲーム会社「幻夢コーポレーション」のCEOを演じ、ストーリーの進行につれ『神』を自称する狂気をはらんだカリスマ的なキャラクターと化していった岩永。その強烈なキャラクターに、『JAPAN MENSA』会員(上位2%のIQ〔148以上〕を持つ)で、絵や音楽、文章でも発揮する天才的な才能がオーバーラップして、熱烈な支持を広げている。
写真集『Messenger』は、そんな岩永のアイデアがちりばめられた一冊。AからZまで26個のアルファベットから連想した言葉をモコンセプトにした多彩な写真のほか、自作のポエムや自作曲の歌詞、イラストも収められている。そんな『Messenger』の出来については「100点満点。完璧です。本当に遺影の代わりに使おうと思うので」と言い切る。「Messenger」というタイトルには「自分を説明するのに、写真だけじゃもったいないので、言葉(メッセージ)を入れたかったし、ファンの方もそれを望んでいると思ったんです。『エグゼイド』で神まで行ってしまったので、その次はメッセンジャーかな」と答えた。
自身のお気に入りの写真は、自作曲「CRAZY CARNIVAL」をテーマにした“C”のページ。「今までの自分は“B”の『Bookworm』のように静かに読書しているイメージなので、26もあるので、違うイメージを出そうと。トチ狂ってる感じは黎斗の演技で皆さんも知っていると思うので、色気のある感じにしました。荒っぽいけど美しいという、イメージ通りのものができました」と語った。
最後を飾る“Z”のページは「Zombie」。敵にやられてもゾンビのように何度でもよみがえる仮面ライダーゲンムが“コンティニュー”する際、土管から飛び出して復活するイメージを元にしたカットを掲載している。この日は、スペシャルフォトセッションとして、土管セットが登場したが、「これはサプライズです」と笑った。
“Q”のページに『QUIZ』を持ってきたように、最近はその頭脳を活かしてクイズ番組でも活躍。活動の幅を広げている現状に「何処を目指しているか、定めてしまいたくなくて、自分にできることは生きているうちに出したい。“やっておけばよかった”と思いたくないので、いつかやろうと思っていることは、先にやろうと思っています」とキッパリ。
そんななかで“A”に選んだ言葉は『ABILITY』。そこに映っているのは自身の手のアップだ。「才能が欲しいということで、才能がある手相というのがあるので、それを自分で引きたいと思ったんです。僕の手相は『波乱万丈』。左手が本質で右手が後天的なものなんですけど、僕は左右で違う部分が多いんですよ。自分で思っている姿と皆様から見られている姿にギャップがあるので、それを上手く利用できたら面白いと思う」と語った。
「ファンの皆さんには、『仮面ライダー』を通して出会った方が多いと思いまして、1年半の間、作品を作るにあたって、ファンの方とのやりとりがすごくモチベーションとなってここまでくることができました。いいタイミングで写真集を出すことが出来たと思うので、僕を黎斗として見てくれている人にも、前から知ってくれている人にも、みんなの心に届く写真集ができたと思うので、楽しんでくれたら嬉しいです」とファンにメッセージ。そして「どんどんアイデアがたまってきちゃうので、『Messenger 2』を出したい」とセカンド写真集にも意欲を見せた。