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2018/03/04 09:01
『仮面ライダーエグゼイド』スピンオフ作の主演・岩永徹也と小野塚勇人が舞台挨拶 「岩永君はすでに取り返しのつかないキャラクターに…」と監督
Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング」の三作目にして完結編となる『仮面ライダーゲンムVSレーザー』の初日舞台挨拶が3日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の岩永徹也と小野塚勇人、鈴村展弘監督が登壇した。
桃の節句を意識したピンクを基調にした衣装のキャストが登場すると、詰めかけたファンは大歓声。TVシリーズを通して、2人が演じた檀黎斗(岩永)と九条貴利矢(小野塚)は「因縁の相手」だったが、ついにその決着がつけられるという本作。岩永は「(TVシリーズでは)変なコンティニューの仕方をしたり、簡単なことでライフを落としたりしていたので、最後(のライフをかけての戦い)が貴利矢くんで良かった」と振り返った。
一方、小野塚は、「最後の対決は男らしい掴み合いというか、もはや子供の喧嘩に近い。お互いをさらけ出してぶつかった」と印象的なラストバトルの魅力を語った。ここで鈴村監督から、「ラストの生身での戦いは小野塚君からの提案もあった」と裏話が披露され、小野塚も「悔い残すことなく殴り合いました」と会心の出来に笑顔を見せた。
お気に入りのシーンについて聞かれると、岩永は「貴利矢にガシャットを投げるシーン」を挙げ、「今までとポーズを変えてみました。DVDのジャケットにも使ってもらっています」と得意げ。小野塚は「座った状態からの変身」を一押しのシーンに選び、「ずっとやりたかった変身のポーズだったんです。半年くらい温めていました」と語った。
話題は鈴村監督の役者評に移る。「小野塚君は芝居がうまいので安心できる役者。岩永君は最初にエグゼイドのスピンオフ作品で合ったときは、すでに取り返しのつかないキャラクターになっていた」と話すと会場は爆笑に包まれ、「でも小野塚君とは別の意味で安心できる」とフォローした。
最後に岩永は「長い間お付き合いありがとうございました。世界を変えるのは神じゃない、神の言葉を受け取った人間たちだと思っています。黎斗は未来で待っています。これからもお願いいたします」と自他ともに認める“神”の「黎斗節」で締めくくった。『仮面ライダーゲンムVSレーザー』は3日より全国22館で期間限定公開となる。
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