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2018/02/25 16:08
業界注目の21歳女優・小川紗良、全編スマホ撮影の映画でチャーミングな魔女演じる 監督・酒井麻衣も「恋しちゃってください」と絶賛
新進気鋭の映画監督・酒井麻衣が全編をスマホで撮影した最新作『ウィッチ・フウィッチ』の初日舞台挨拶が24日、新宿シネマカリテで行われ、主演の小川紗良と萩原利久をはじめ、共演のmicci the mistake、洪潤梨、辻凪子、安田ユウ、佐々木詩音、松本卓也、酒井麻衣監督が登壇した。
映画『ウィッチ・フウィッチ』は世界30ヵ国以上で展開しているユースメディア「VICE」による「<ケータイで撮る>映画プロジェクト」の第2弾。昨年10月の企画立ち上げ後、12月に撮影、そして2月に公開というすさまじいスピードで製作された本作は、監督の独特のセンスが色濃い、魔女のイチゴ(小川)と狼男のジン(萩原)の恋の行方を描いた奇妙なラブファンタジーとなっている。
614人が参加したオーディションで選ばれた小川は、自身がコラムを連載している「メルマ旬報」の編集長・水道橋博士が「和製ジョディ・フォスター」と称賛する若き才能。インディーズ系の秀作で頭角を現し、自身も映画監督として活動する、注目の女優だ。今回の作品について、「今回魔法使い役を演じさせていただきましたけど、この間バタバタと撮影が無事に終わったと思ったらもう公開と、完成したのが魔法みたいな作品です」と感想を述べる。
そして「スタッフさんもキャストも、全員が魔法使いみたいな現場でした。今日着ている服装は、現場で衣装さんが魔法で手作りしてくださった衣装なので、どこで着ているか見つけてくださいね」とコメント。酒井監督は「小川さんは監督として知り合いで、凛とした女優さん。本作では破天荒で天真爛漫で、劇中で一番ヤバイ奴をとってもチャーミングに演じてくれました。みんなが恋してしまうイチゴちゃんが映っているので、映画を観て恋しちゃってください」とアピールした。
もう一人の主役・萩原は、「現場のスピード感もすごかったんですが、京都の冬の寒さに負けまして(苦笑)、寒くて寒くて寒かった! オオカミ男をやってるときはモコモコで暖かかったんですけどね(笑)」と恨み節。監督は「利久さんが演じたジンは、ファッションコースの子という設定で、おしゃれゆえに薄着になってもらいまして…」と言い訳しつつ「オーディションの時から驚く芝居を見せてくれて。慌ただしい現場でも、こちらが言った一言に何倍もの力で返してくれて助かりました。将来すごい俳優になるな、利久さん!って感じました」と手放しでほめていた。
映画『ウィッチ・フウィッチ』は2月24日から3月2日まで新宿シネマカリテにて公開。続いて3月3日から3月16日までアップリンク渋谷でレイトショー公開。