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2018/02/21 20:45
AKB48高橋朱里、主演ミュージカル『新☆雪のプリンセス』開幕 ベテラン女優・一路真輝も「35年の舞台経験をお伝えしたい」と太鼓判
AKB48・高橋朱里が21日、主演ミュージカル『新☆雪のプリンセス』(2月21日〜25日・新国立劇場小ホール)の初日挨拶を同劇場で行った。
昨年高橋が、堂々初ミュージカル・初主演を果たした『雪のプリンセス』が、演出、衣装、振付をバージョンアップした新作として上演。今回も主役のプリンセス役を演じる高橋は「新鮮に見てもらえると思います。センターステージになっているので、360度どの方向からも楽しんでいただきたいと思います」と自信をのぞかせた。
ディズニー映画『アナと雪の女王』の「Let it go」をはじめとする、すべての挿入歌の訳詞、映画『美女と野獣』の訳詞、そして劇団四季『アラジン』の訳詞を手がけた高橋知伽江が、アンデルセンの『雪の女王』をモチーフに10年にわたって温めた脚本をさらにブラッシュアップ。前作でもプリンセスの葛藤と成長を演じ切って喝采を浴びた高橋だが「観ている方々が、日頃感じている当たり前のことが、実はすごく大切なものだということが伝わる、温かい物語です」とアピールした。
今年AKB48の成人式にも出席した新成人の高橋。「20歳になって初めての作品が、このキャストでよかったと心から思っています。成長した私を観ていただき、これからに期待してもらえるように頑張りたい」と意気込む。共演の一路真輝、木根尚登からは娘のように可愛がられ、稽古のなかで「いろいろなことを学ばせてもらっている」といい、木根から送られた「1つの成功は99の失敗から」という言葉を胸に刻んでいると語った。
また、ベテラン女優の一路については「こんなにゴージャスなお母さんはいない(笑)」と冗談めかしていうほどに信頼を置き、舞台について真摯に学んでいる。「プリンセス役をやるうえで、姿勢や声の出し方など、たくさんのことを学ばせていただきました」と感謝する高橋に対し、一路は「明るく、屈託がなく、座長という力みもないのがすごいなと思います。本当に一生懸命で、意欲的にいろいろ聞いてきてくれるので、公演中に私の35年の舞台経験をお伝えできたらいい」と、女優の大先輩としてその資質を認めていた。